パリというと、みなさんは真っ先に何を思い浮かべますか?
エッフェル塔、シャンゼリゼ大通り、ルーヴル美術館など、パリには魅力的な観光スポットがたくさんあり、初めて訪れる方はどこへ行こうか迷ってしまうはず。
そこでパリ在住のSakuraがパリで絶対に行くべき観光スポットを厳選し、その見どころを詳しくご紹介していきます。
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- パリ観光に必要な日数は?
- パリの移動手段は?
- パリのおすすめ観光スポット
- エッフェル塔(La Tour Eiffel)★★★
- エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l’Étoile)★★★
- ルーヴル美術館(Musée du Louvre)★★★
- ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)★★★
- オルセー美術館(Musée d’Orsay)★★★
- オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)★★★
- サント・シャペル(Sainte Chapelle)★★★
- コンシェルジュリー(Conciergerie)★★
- オペラ・ガルニエ(Opéra Garnier)★★
- シャンゼリゼ大通り(Avenue des Champs-Élysées)★★
- コンコルド広場(Place de la Concorde)★★
- サクレクール・寺院(Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)★★
- フランス旅行に必須の通信手段
- まとめ
パリ観光に必要な日数は?
パリには実に多くの観光スポットがあり、観光を満喫するには最低でも3日間は欲しいところ。
駆け足ではありますが、パリの王道観光スポットをまわることができます。
それに加えて、お土産などのショッピングを楽しみたい方やパリ郊外へ足を延ばしたい方は、1日追加するのがおすすめです。
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パリの移動手段は?
パリの移動手段として最も便利なのが、地下鉄(メトロ)です!
パリ市内には、全14路線のメトロが網目のように張り巡らされているので、観光地へのアクセスがとても簡単です。
パリのおすすめ観光スポット
ここからは、パリのおすすめ観光スポットとその見どころをご紹介します。
★マークは見どころのおすすめ度を表しています。

エッフェル塔(La Tour Eiffel)★★★

パリといえば、エッフェル塔!
誰もが知っているパリのシンボルです。
もともと1889年のパリ万国博覧会のために建てられたモニュメントで、1909年には取り壊される予定でした!
しかし解体を免れ、今やフランスが世界に誇る観光名所の1つとなりました。
エッフェル塔を手がけたのは、フランスの土木技師で建築家のアレクサンドル・ギュスターヴ・エッフェル。
見落としがちですが、エッフェル塔の足元(北側の支柱)にはギュスターヴ・エッフェルの胸像が飾られています。
エッフェル塔の高さは330m。
3つの展望台があり、各展望台からはパリの美しい街並みが楽しめます。
レストランも2つ併設されており、素晴らしい眺めとともに美味しい料理が堪能できます♡
日没時間に合わせて毎晩ライトアップがされ、5分間だけ宝石のように輝くシャンパン・フラッシュ(ダイヤモンド・フラッシュ)は必見です!
エトワール凱旋門(Arc de triomphe de l’Étoile)★★★

エッフェル塔と並びパリを代表するモニュメントといえば、エトワール凱旋門。
シャンゼリゼ大通りの西端に位置するパリ有数の観光名所です。
エトワール凱旋門は、ナポレオン1世の命によりフランス軍が勝利をおさめた「アウステルリッツの戦い」の戦勝記念碑として1806年に建設が始まりました。
ナポレオンの失脚により建設が一時中断し、30年後の1836年に完成しました。
ナポレオンがこの門をくぐったのは、死後19年経った1840年のことでした。
高さ50m、幅45m、奥行き22mの巨大な新古典主義建築の門で、その堂々とした佇まいに世界中の観光客が魅了されます。
エトワール凱旋門の壁面には、ナポレオンの偉業の数々をモチーフにしたレリーフの装飾が施されています。
エトワール凱旋門のちょうど真下には、第一次世界大戦で犠牲になった無名戦士の墓があります。
またエトワール凱旋門には屋上展望台があり、パリの街並みを一望することができます。
眼下のシャルル・ド・ゴール広場(エトワール広場)からは、シャンゼリゼ大通りを含めた12本の大通りが放射線状に伸びています。
屋上展望台へは284段の階段を上る必要がありますが、ここからの眺めは格別です!
体力に自身のある方は、ぜひ展望台からのパリの街並みをお楽しみください。
ルーヴル美術館(Musée du Louvre)★★★

「世界三大美術館」の1つに数えられるルーヴル美術館は、フランスを代表する国立美術館です。
世界で最も入館者数の多い美術館で、世界中からたくさんの観光客が訪れます。
もともと歴代国王の宮殿として使われていたルーヴル宮は、1793年に王室のコレクションを一般公開し、美術館としてスタートしました。
王室のコレクションに加え、ナポレオン時代の戦利品、個人収集家からの寄贈品など古代から19世紀半ばまでの膨大な数の美術品を所蔵します。
現在ルーヴル美術館が所蔵する作品は480,000点を超え、展示作品だけでも36,000点あり、主要作品だけを見てまわったとしても数日はかかります。
ルーヴル美術館の入り口は、美術館のシンボルであるガラスのピラミッドにあります。
今やパリを代表する景観ですね。
館内は、〈シュリー翼〉〈リシュリュー翼〉〈ドゥノン翼〉の3つのエリアに分かれています。
レオナルド・ダ・ビンチの《モナ・リザ》やジャック・ルイ・ダヴィッドの《ナポレオン1世の戴冠式》、ヘレニズム期の大理石彫刻《サモトラケのニケ》と《ミロのヴィーナス》など、あらかじめ興味のある作品を絞り、展示場所を確認しておくと効率良くまわることができます。
ノートルダム大聖堂(Cathédrale Notre-Dame de Paris)★★★

シテ島に佇むゴシック様式の最高傑作といわれるノートルダム大聖堂。
2019年4月15日の火災により大きな被害を受け、しばらく閉鎖されていましたが、2024年12月に一般公開が再開されました。
5年8ヶ月の歳月に及ぶ再建工事を経て、美しく甦りました!
入場は無料で、予約なしでも入場することができますが、混雑を避けるためノートルダム大聖堂では、事前予約を推奨しています。
待望の再公開とあってしばらくは混雑が予想されますが、フランスへご旅行の際には、ぜひ復活を遂げたパリのノートルダム大聖堂に足を運んでみてください。
オルセー美術館(Musée d’Orsay)★★★

オルセー美術館の建物は、もともと1900年のパリ万国博覧会の開催に合わせて建てられた駅舎(旧オルセー駅)でした。
近代化に伴いその機能を失った駅舎は、1986年に美術館として生まれ変わりました。
今や美術館のシンボルである大時計や「トレイン・シェッド」と呼ばれる鉄骨とガラスによるアーチ型の天井屋根など、建物全体が駅舎の面影を色濃く残しています。
印象派美術館(現ジュ・ドゥ・ポム国立美術館)やルーブル美術館、プチ・パレから作品が移され、原則的には1848年から1914年までの多彩なコレクションが展示されています。
バルビゾン派を代表するジャン・フランソワ・ミレーの《落ち穂拾い》や印象派のピエール・オーギュスト・ルノワールの《ムーラン・ドゥ・ラ・ギャレット》、ポスト印象派のフィンセント・ファン・ゴッホの代表作《オヴェール・シュル・オワーズの教会》、ポスト印象派で独自のスタイルを確立したポール・ゴーギャンの「タヒチの女」など、名作が揃います。
オランジュリー美術館(Musée de l’Orangerie)★★★

チュイルリー公園内にあるオランジュリー美術館は、印象派とポスト印象派の作品を多く所蔵し、印象派ファンにとっては、まさに聖地といえる美術館です。
ちなみにフランス語で「オランジュリー(orangerie)」とは、「オレンジ温室」という意味。
なぜ美術館にこのような名前が付けられたのか、ご存知ですか?
もともとこの建物は、1852年にナポレオン3世の命によりオレンジ栽培用の温室として建てられたもの。
そのオレンジ温室を改装してできたのがオランジュリー美術館でした!
オランジュリー美術館には、クロード・モネの《睡蓮》の連作があることでも有名ですね。
0階(地上階)の2つの楕円形の大広間には、8連の絵画からなるモネの大作が展示されています。
大改装工事により、モネが生前望んでいた天井から自然光の降り注ぐ空間に生まれ変わった「睡蓮の間」は、オランジュリー美術館の最大の見どころ!
地下2階には、ルノワール、セザンヌ、ピカソ、マティス、モディリアーニ、ゴーギャン、ユトリロなど印象派から1930年までのコレクションが展示されています。
サント・シャペル(Sainte Chapelle)★★★

シテ島にあるサント・シャペルは、1248年に建てられたゴシック様式の最高峰といわれる教会です。
最大の見どころは、パリ最古のステンドグラス。
1113場面の聖書の物語が描かれ、そのうち3分の2が13世紀に作られたもの。
礼拝堂は上下2層に分かれており、下層礼拝堂は王宮の使用人のためでした。
上層礼拝堂は王家専用の礼拝堂で、一面眩いばかりのステンドグラスに包まれた幻想的な世界が広がります。
まさに「聖なる礼拝堂」という名の通り、神秘に満ちた美しい礼拝堂です。
サント・シャペルでは、年間を通してクラシックコンサートも開催されています。
荘厳な礼拝堂に響き渡る音楽は、いつまでも心に刻まれることでしょう。
コンシェルジュリー(Conciergerie)★★

サント・シャペルと同様、司法機関パレ・ド・ジュスティスの敷地内にあるコンシェルジュリーは、かつて牢獄として使われた場所。
王妃マリー・アントワネットが人生最後の2ヶ月を過ごした場所として知られています。
パレ・ド・ジュスティス、サント・シャペル、コンシェルジュリーを含む建物は、10世紀から14世紀までフランス王の宮殿として使われていました。
14世紀後半に王宮がサン・ポール館へ移ると、シテ宮には司法権をもった財務監督官(コンシェルジュ)が残されたため、コンシェルジュリーと呼ばれるようになりました。
そしてフランス革命期には革命裁判所が置かれ、犯罪者の主要な勾留場所となりました。
囚人にはマリー・アントワネットをはじめ、ルイ15世の愛妾デュ・バリー夫人、革命の指導者ダントン、ロベスピエールなどがいました。
コンシェルジュリーの見どころであった「マリー・アントワネットの独房」は、残念ながら現在は無くなっています。
衛兵の間、警備の間、囚人のための礼拝堂、マリー・アントワネットの贖罪礼拝堂、女性囚人の中庭などは今まで通り見学することができます。
オペラ・ガルニエ(Opéra Garnier)★★

パリの中心部にあるオペラ・ガルニエは、「オペラ座」や「ガルニエ宮」とも呼ばれるネオ・バロック様式の世界一美しいオペラハウスです。
ナポレオン3世の命により、1861年から1875年にかけて建築家シャルル・ガルニエよって建てられました。
中に入ると、まずオペラ・ガルニエの名高い大階段が迎えてくれます。
赤と金で装飾された豪華な大ホールは、伝統的なイタリアの馬蹄型をしており、1979席の大観客席があります。
天井を見上げると、1964年にマルク・シャガールによって手がけられた見事な天井画があり、ガルニエ自らがデザインした巨大なシャンデリアが重々しく輝いています。
観劇の前後の休憩場所として使われていたグラン・フォワイエ(大広間)は、まるで宮殿のような華やかさ。
せっかくパリに来たのなら、オペラ・ガルニエでオペラやバレエを鑑賞してみませんか?
きっと素敵な感動が待っています♡
もちろんオペラ・ガルニエの見学も可能!自由見学とガイド付きツアーがあります。
ただし公演がある場合、見学時間に変更がありますので、必ず公式サイトで訪問日の営業時間を確認してください。
シャンゼリゼ大通り(Avenue des Champs-Élysées)★★

シャンゼリゼ大通りは、エトワール凱旋門からコンコルド広場まで一直線に延びる世界で最も有名な通りです。
カフェやレストラン、カジュアルブランドからラグジュアリーブランドのブティックが集まる賑やかな通りで、初めてパリを訪れる観光客が必ずと言ってよいほど訪れる場所です。
全長2㎞ほどの通り沿いには、マロニエとプラタナスの美しい並木道が続きます。
毎月第1日曜日は歩行者天国となり、シャンゼリゼ大通りの真ん中を歩くことができますよ!
シャンゼリゼ大通りには老舗カフェや人気サロン・ド・テなどもあり、街歩きに疲れたら、「フーケッツ(Fouquet’s)」や「ラデュレ(Ladurée)」でひと休みするのもいいですね。
周辺にはエトワール凱旋門やラ・ギャラリー・ディオール、グラン・パレ、プチ・パレなど見逃せない観光スポットもあり、高級ブティックが軒を連ねるモンテーニュ通りではお買い物が楽しめます。
また冬の風物詩になっているシャンゼリゼ大通りのクリスマス・イルミネーションは、この時期にパリを訪れたら必ず見ておきたいですね。
コンコルド広場(Place de la Concorde)★★

コンコルド広場は、チュイルリー公園とシャンゼリゼ大通りを結ぶパリで1番大きな広場です。
ルイ15世の命により、建築家ジャック・アンジュ・ガブリエルよって造られた広場は、「ルイ15世広場」と名付けられ、広場の中央にはルイ15世の騎馬像が置かれていました。
ところがフランス革命が始まると、「革命広場」と改名され、王の像は撤去されてしまいます。
広場は処刑場となり、ルイ16世やマリー・アントワネット、革命の指導者ダントン、ロベスピエールなどが断頭台の露と消えました。
1795年に「調和」という意味をもつ「コンコルド広場」に名を改め、現在に至ります。
コンコルド広場の中央には、1826年にエジプトから贈られたオベリスクがそびえ立ち、パリを代表する観光名所になっています。
サクレクール・寺院(Basilique du Sacré-Cœur de Montmartre)★★

モンマルトルの丘に佇むサクレ・クール寺院は、「聖なる心」という意味をもつ白亜のバジリカ聖堂です。
普仏戦争やパリ・コミューンで荒廃した人々の心を癒すために建てられたロマネスク・ビザンチン様式の建物で、3つのドームが特徴的です。
サクレ・クール寺院の見学は無料ですが、ドームの見学は有料です。
寺院内の見学を終えたら、ドームにもぜひ上ってみてください。
280段の階段を上りきると、360度の大パノラマが待っています!
フランス旅行に必須の通信手段

フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!
フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。
通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルとeSIMの購入です。
どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。
設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。
また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。
グローバルWiFiのWi-Fiルーター

フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。
フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。
またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国で完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。
Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!


フランス向けeSIM

eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です!
eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。
オンラインでモバイルプランを契約して即日開通!
面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人や初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。
データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。
eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです!
SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly(オラフライ)とWorld eSIM(ワールドイーシム)の2社。
それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。
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まとめ
今回は、パリに来たらぜひ足を運んでいただきたい観光スポットをご紹介しました。
パリには観光名所がたくさんあるので、時間の許す限り、色々な場所を見学してくださいね。
みなさまのパリ旅行にお役立ていただければ幸いです。