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【パリ観光】オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ観光ガイド|基本情報・アクセス・見どころ

パリ
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コンコルド広場の北側に立ち並ぶ2つの優雅な建物。

西側はパラスの称号を持つオテル・ドゥ・クリヨン、そして東側は旧海軍省のオテル・ドゥ・ラ・マリーヌです。

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌにはかつて王室家具調度品保管所が置かれていましたが、1789年から海軍参謀本部が置かれ、2015年まで海軍省として使われていました。

海軍省が別の場所に移転したため、2021年6月に美術館として一般公開されました。

この記事では、美術館巡りが大好きなパリ在住のSakuraがオテル・ドゥ・ラ・マリーヌの見学に役立つ情報を詳しくご紹介します!

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オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ(Hôtel de la Marine)とは

1748年にルイ15世の栄光を称え、現在のコンコルド広場にルイ15世広場が作られました。

広場の中央にはルイ15世の騎馬像が置かれ、広場の北側に建築家アンジュ・ジャック・ガブリエルよって設計された左右対称の新古典主義の建物が建てられました。

それが現在のオテル・ドゥ・クリヨンオテル・ドゥ・ラ・マリーヌです。

建物には王室家具調度品保管所が置かれ、美術工芸品、タピスリー、武器、宝石類などが保管されました。

王室家具調度品保管所の初代所長にはピエール・エリザベス・ド・フォンタニューが就任し、1784年からはマルク・アントワーヌ・ティエリー・ド・ヴィル・ダヴレーが後継者となり、この館で公務を行い暮らしていました。

1789年に勃発したフランス革命により、国王一家はヴェルサイユ宮殿からチュイルリー宮殿に居を移し、それに伴い海軍参謀本部が王室家具調度品保管所の一部に移されます。

この激動の渦の中、王室家具調度品保管所に展示されていた武器が強奪され、バスティーユ牢獄襲撃に使われてしまいます。

さらに1792年には3000万フラン近く(約50億円相当)の王室の宝石が盗まれ、1798年に王室家具調度品保管所は破綻し、王室家具調度品保管所の歴史に終止符が打たれました。

1806年以降、海軍省が建物全体を占有します。

1861年に歴史的建造物に指定され、2021年6月から美術館として一般公開されています。


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オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの基本情報

住所2 Place de la Concorde, 75008 Paris 地図
公式HPhttps://www.hotel-de-la-marine.paris/en

営業時間

10:30-19:00(金曜日のみ21:30まで)
※最終入場は閉館45分前まで

定休日

1月1日、5月1日、12月25日

料金

【王室家具調度品保管所所長のアパルトマンとサロン&ロッジア】17€
【サロン&ロッジアと企画展アル・タニ・コレクション】〈企画展期間中〉13€
【サロン&ロッジア】〈企画展期間外〉9€
【王室家具調度品保管所所長のアパルトマンとアル・タニ・コレクションWEB限定共通チケット】23€
18歳未満 無料
毎月第1日曜日(11月〜3月) 無料
パリミュージアムパスの利用可

チケットの購入方法

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌは混雑することはほとんどありませんが、チケット売り場で並ぶのを避けてスムーズに見学したい人は、事前予約をおすすめします。

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの公式サイトで購入(英語・フランス語)
GetYourGuideでオンライン購入(日本語)
Tigetsでオンライン購入(日本語)
Klookでオンライン購入(日本語)
*パリミュージアムパスを購入
*現地で購入

パリミュージアムパスは、パリ市内と近郊の観光スポット約60ヶ所で利用できる観光パスです。
オテル・ドゥ・ラ・マリーヌも対象施設の1つ。
パリミュージアムパスがあれば、係員に提示するだけで入場できます。

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌへの行き方

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌは、メトロ(地下鉄)・バスなどの交通機関を使ってアクセスすることができます。

1番便利なのは、地下鉄で行く方法です。

メトロ(地下鉄)で行く場合

1・8・12号線 Concorde(コンコルド)駅下車 徒歩約1分
14号線 Concorde(コンコルド)駅下車 徒歩約5分

バスで行く場合

42・45・72・73番 Concorde(コンコルド)下車 徒歩約3分
84・94番 Concorde – Royale(コンコルド-ロワイヤル)下車 徒歩約3分

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの入場方法

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの入り口は、コンコルド広場に面した場所にあります。

中庭を通り建物の中へ入ると、まずセキュリティチェックがあります。

館内で当日券を購入される方は、セキュリティチェック通過後にチケット販売窓口がありますので、そこでチケットを購入してください。

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの所要時間

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの所要時間は45分〜1時間半程です。

1時間半あれば、ゆっくり見学することができます。

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌの見どころ

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌは2つの見学コースがあり、ヘッドフォン音声ガイド「Confident(コンフィダン)」に従って自由に見学することができます。

最新技術により、ヘッドフォンを着けている人の動きを自動的に感知するという優れもの!

ヘッドフォンを着けた瞬間から臨場感のあるナレーションが流れ、視覚と聴覚の両方で楽しむことができます。

お時間に余裕があるなら、王室家具調度品保管所所長のアパルトマンとサロン&ロッジアの見学おすすめです!

王室家具調度品保管所所長のアパルトマンとサロン&ロッジアの見学

所要時間1時間15分
ヘッドフォン音声ガイド付き(日本語対応)

サロン&ロッジアとアル・タニ・コレクションの見学(企画展期間中)

所要時間1時間
ヘッドフォン音声ガイド付き(フランス語・英語・スペイン語)

サロン&ロッジアの見学(企画展期間外)

所要時間45分
ヘッドフォン音声ガイド付き(フランス語・英語・スペイン語)

所長の中庭

所長の中庭

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌには2つの中庭があります。

正面前庭を横切ると、その先にチケット売場のある所長の中庭が現れます。

天井を見上げると、ヒュー・ダットンによって設計された330㎡の美しいガラスの屋根を見ることができます。

太陽が当たるとまるでダイヤモンドのようにキラキラと輝き、とても素敵です♡

王室家具調度品保管所所長のアパルトマン

所長の仕事部屋
食堂

建物2階東側部分は王室家具調度品保管所所長の仕事場兼アパルトマン(住居)で、18世紀の高級官吏の豪華な暮らしぶりが見られます。

所長夫人の寝室
娯楽室

所長の仕事部屋や寝室、バスルーム、所長夫人の寝室、娯楽室など、当時と同じように修復・復元されており、豪奢なアパルトマンに思わずため息が出てしまいます。

サロン(大広間)

コンコルド広場に面した豪華絢爛なサロン(大広間)は、ヴェルサイユ宮殿の鏡の間を彷彿とさせる煌びやかな装飾で、ルイ16世とマリー・アントワネットの結婚祝宴会が開かれた歴史ある場所です。

外交サロン

サロンの奥にあるこの部屋は、宝石が保管されていた宝石室でしたが、革命後は外交サロンになりました。

ロッジア(バルコニー)

コリント式円柱が並ぶロッジアからはコンコルド広場をはじめ、チュイルリー公園、国民議会、エッフェル塔などパリの美しい景色が望めます。

併設のレストラン

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌは、2つのレストランを併設しています。

どちらも見学チケットがなくても入ることができるので、ぜひおすすめです。

Café Lapérouse(カフェ・ラペルーズ)

6区のセーヌ河岸にあるLapérouse(ラペルーズ)は1766年創業の老舗レストランで、オテル・ドゥ・ラ・マリーヌ内に初の右岸店「カフェ・ラペルーズ」を出店しました。

「カフェ・ラペルーズ」は地上階にあり、コンコルド広場に面したテラスとオテル・ドゥ・ラ・マリーヌの中庭に面したテラスの2つのタイプのテラス席があります。

どちらも天気の良い日におすすめです!

店内は、名前の由来となった航海士で探検家だったラ・ペルーズ伯爵(La Pérouse)からインスピレーションを得たというマリンブルーを基調にした開放感溢れる空間が広がります。

メニューは、本店の人気の味も楽しめるヘルシーでモダンなスタイルで、至福のひとときを約束してくれます。

【営業時間】
〈朝食〉8:00-11:00
〈ランチ&ディナー〉12:00-15:00 19:00-23:00
〈ティータイム〉15:00-18:00
【公式HP】https://laperouse.com/fr/page/paris-concorde.19810.html

Mimosa(ミモザ)

「Mimosa公式サイトより引用」

オテル・ドゥ・ラ・マリーヌでは、ミシュラン2つ星シェフの料理が堪能できます。

フランス料理界を牽引するジャン・フランソワ・ピエージュが手がけるガストロノミックレストランMimosa(ミモザ)では、プロヴァンスの食材をふんだんに使った地中海料理が楽しめます。

もともと厩舎だったスペースを改装し、大きな窓から外光をふんだんに取り入れ、南仏の雰囲気を存分に演出しています。

逆さまになった船の船体を思わせる高い天井や船内を彷彿とさせるインテリアで、まるで船室で食事をしているような特別な気分を味わいながらピエージュのクリエイティブな料理が楽しめます。

【営業時間】12:00-15:00 / 19:00-23:00
【公式HP】https://jeanfrançoispiege.com/mimosa

フランス旅行に必須の通信手段

フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!

フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。

通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルeSIMの購入です。

どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。

設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。

また困った際には、日本語で24時間年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。

グローバルWiFiのWi-Fiルーター

フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。

フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。

Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。

またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、お得な「周遊定額プラン」もおすすめです。

Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。

モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!

Holaflyのフランス向けeSIM

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eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。

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面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。

データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えるほか、フランス向けeSIMには無料通話が付与されています。

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まとめ

絶好のロケーションにあるオテル・ドゥ・ラ・マリーヌ。

「Marine(海軍)」の名を残しつつ、「パリのヴェルサイユ宮殿」と称されるほど豪華絢爛な建物で、18世紀の高級官吏の豪華な暮らしぶりを垣間見ることができます。

フランスの歴史や文化を肌で感じられるおすすめのスポットですので、ぜひ足を運んでみてください。