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パリ在住者が教えるフランス蚤の市の楽しみ方!【パリ三大蚤の市】観光ガイド

フランス観光情報
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「古いもの」を暮らしに取り入れるのが上手なフランス人にとって、蚤の市はとても身近なもの。

旅行客にとっても魅力的な場所で、そこには宝探しのようなワクワク感があります!

蚤の市には高価なアンティークから気軽に手に入るものまでたくさんあり、どれも一点もの。

粘り強く探せば、隠れたお宝が見つかるかもしれません。

この記事では、パリ在住のSakuraがフランスの蚤の市とパリ三大蚤の市について詳しく解説していきます。

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蚤の市とは

蚤の市はフランス語の「Marché aux puces(マルシェ・オ・ピュス)」に由来し、「蚤の湧くような古物」を売ることから蚤の市と呼ばれるようになりました。

諸説はありますが、その起源は1885年に始まったパリのサン・トゥアンの蚤の市(クリニャンクールの蚤の市)だと言われています。

かつてパリには城壁があり、蚤の市は市門(ポルト)のたもとで開かれていました。

そのため現在もその名残が残っており、パリの三大蚤の市はいずれも市門のあった場所で開催されています。

  • サン・トゥアンの蚤の市・・・サン・トゥアン門(ポルト・ドゥ・サン・トゥアン)
  • ヴァンヴの蚤の市・・・ヴァンヴ門(ポルト・ドゥ・ヴァンヴ)
  • モントルイユの蚤の市・・・モントルイユ門(ポルト・ド・モントルイユ)

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フランスの蚤の市の主な種類

フランスの蚤の市は、「Antiquaire(アンティケール)」と呼ばれる古物商がスタンドを構える本格的なものから、家のいらなくなったものを出品できるガレージセールまでさまざまな種類があります。

毎週決まった曜日に開催されるものもあれば、年に1、2回だけ開かれる大規模なものまであり、フランス各地で開催されています。

フランスの蚤の市の主な種類は以下の通り。

  • Marché aux puces(マルシェ・オ・ピュス)
  • Brocante(ブロカント)
  • Vide-grenier(ヴィッド・ガルニエ)

Marché aux puces(マルシェ・オ・ピュス)は、アトリエや店舗を持つ古物商が出店する蚤の市です。

一方Brocante(ブロカント)は、店舗を持たない古物商が出店し、仕入れた商品を販売します。

「屋根裏部屋を空にする」という意味を持つVide-grenier(ヴィッド・グルニエ)は、屋根裏部屋に眠っているようなもの(使わなくなった家具や食器、洋服、本など)を販売する日本のガレージセールのようなもので、出店者は基本的に一般の人です。

ただBrocanteやVide-grenierが混ざった蚤の市などもあり、はっきりした定義はなく、そこはフランスらしさを感じます(笑)

上記でご紹介した以外にも

◆ Antiquité-brocante(アンティキテ・ブロカント)アンティークのみ
◆ Bourses de collectionneurs(ブルス・ドゥ・コレクション)コレクター向けの特定商品
◆ Salon des antiquaires(サロン・デ・ザンティケール)アンティークフェア
◆ Braderie(ブラドリー)北フランスやベルギーで開催される大規模なストリートマーケット

などがあります。

フランスの蚤の市の楽しみ方

蚤の市の醍醐味は、なんといっても掘り出し物を見つけたときの感動です!

じっくり吟味しながらお気に入りものを見つけるのが通の楽しみ方ですが、初心者の方にはなかなか難しいもの。

蚤の市は素敵なものに出会える場所とはいえ、初心者の方はあまり期待し過ぎず、気軽な気持ちで行くのが蚤の市を楽しむコツです。

パリ三大蚤の市

パリにはたくさんの蚤の市がありますが、その中からパリ三大蚤の市をご紹介します。

サン・トゥアンの蚤の市(Marché aux puces de Saint-Ouen)

日本では「クリニャンクールの蚤の市」で知られるサン・トゥアンの蚤の市は、世界最大規模の蚤の市です。

1885年に創設された歴史のある蚤の市で、7ヘクタールの敷地に約2500店舗が集結しています。

古美術商による蚤の市のため、ほかの蚤の市に比べて高めです。

区画整備された12ヶ所の屋内マルシェと5つのストリートマーケットで構成され、エリアごとに名前が付いています。

12ヶ所の屋内マルシェ

◆ Les Rues des Puces 金・土・日10:00-18:00 月10:30-17:30
◆ Marché Antica 土・日10:00-18:00 月10:30-17:30
◆ Marché Biron 土・日10:00-18:00 月10:30-17:30
◆ Marché Cambo 土・日9:00-18:00 月10:00-18:00
◆ Marché Dauphine 金10:00-13:00 土・日・月10:00-18:00
◆ Marché Jules-Vallès 木・金7:00-12:00 土・日9:30-17:30 月10:30-15:00
◆ Marché l’Entrepôt 土・日10:00-18:00 月10:30-17:30
◆ Marché l’Usine 水・木・金(プロフェッショナルのみ/予約制)7:00-12:30
◆ Marché le Passage 木・金(予約のみ)10:00-18:00 土・月9:00-18:00
◆ Marché Malassis 金・土・日9:00-18:00 月8:00-18:00
◆ Marché Paul Bert Serpette 金8:00-12:00 土9:00-18:00 日10:00-18:00 月10:30-17:30
◆ Marché Vernaison 土・日・月10:00-18:00

5つのストリートマーケット

◆ Rue Jules Vallès
◆ Rue Lecuyer
◆ Rue Paul Bert
◆ Rue des Rosiers
◆ l’Impasse Simon

年間500万人以上の人が訪れるパリ最大級のアンティークマーケットで、ヴィンテージものやアンティークをお探しの方には、まさに宝の山ともいえる場所でしょう。

パリ北部の郊外にあるサン・トゥアンの蚤の市は、パリ中心部からメトロで行くことができますが、あまり治安の良いエリアではありません。

サン・トゥアンの蚤の市へ行く場合、派手な服装や高価な装飾品を身につけることは控えましょう。

サン・トゥアンの蚤の市
  • 住所:110 Rue des Rosiers, 93400 Saint-Ouen 地図
  • 営業時間:金8:00-12:00、土・日10:00-18:00、月11:00-17:00
    ※エリアによって営業時間が異なりますのでご注意ください。
  • 行き方:メトロ4号線 Porte de Clignancourt(ポルト・ドゥ・クリニャンクール)駅下車 徒歩約7分
    バス85番 Marché aux Puces (マルシェ・オ・ピュス)下車 徒歩約1分
  • 公式HP:https://www.pucesdeparissaintouen.com/
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ヴァンヴの蚤の市(Marché aux puces de la porte de Vanves)

パリの南に位置するヴァンヴの蚤の市は、ジョルジュ・ラフェネストル大通り(Avenue Georges Lafenestre)とマルク・サニェ大通り(Avenue Marc Sangnier)で毎週土・日曜日の午前中に開催されています。

「Puces de Vanves(ピュス・ドゥ・ヴァンヴ)」とも呼ばれ、パリの三大蚤の市の中では最も小規模です。

パリ中心部からのアクセスが良く、治安も良好のため、パリが初めての方にもおすすめ蚤の市です。

また観光客が多いため英語が通じるお店もたくさんあり、商品の質も安定しているので、初心者から買い付けのプロまで楽しめます

ヴァンヴの蚤の市
  • 住所:16-18 Avenue Georges Lafenestre, 75014 Paris 地図
  • 営業時間:土・日7:00-13:00
  • 行き方:メトロ13号線Porte de Vanves(ポルト・ドゥ・ヴァンヴ)駅下車 徒歩約3分
    バス58・59・N63・191番 Porte de Vanves下車 徒歩約2分
    トラムT3a Porte de Vanves駅下車 徒歩約3分
  • 公式HP:https://pucesdevanves.com/

モントルイユの蚤の市(Marché aux Puces de la porte de Montreuil)

モントルイユの蚤の市は、パリの東側にあるポルト・ド・モントルイユで開催される蚤の市です。

サン・トゥアンの蚤の市と同じ1885年に始まったパリ最古の蚤の市の1つで、日用雑貨が中心の庶民的な店舗が集まります。

古着愛好家の集う場所として知られ、古着を専門に扱うお店がたくさん出店しています。

北アフリカをルーツに持つフランス人の客層が多く、エキゾチックなデザインの衣料品もたくさん置いてあります。

新品の格安服、靴、鞄、寝具、電気部品、日曜大工用品、コスメ用品、洗剤などといった安価な生活雑貨が中心で、観光客が求めるようなヴィンテージやアンティークの取り扱いはほとんどないため、個人的には観光客がわざわざ足を運ぶほどの場所ではないと思います。

モントルイユの蚤の市
  • 住所:Avenue du Professeur André Lemierre 75020 Paris 地図
  • 営業時間:土・日・月8:00-18:30
  • 行き方:メトロ9号線Porte de Montreuil駅下車 徒歩約10分
    バス57・215・351番 Place de La Porte de Montreuil下車 徒歩約5分
    トラムT3b Porte de Montreuil駅下車 徒歩約10分
  • 公式HP:https://www.lespuces-portedemontreuil.com/

蚤の市で役立つフランス語

蚤の市に限らず、どんな場所でもまずは挨拶から始まるフランス

笑顔での挨拶を心掛けましょう。

また片言でもフランス語を使って質問をすると、お店の人の対応も変わってきます。

お買い物の際には、臆せずどんどん使ってみてくださいね。

①挨拶
Bonjour !(ボンジュール)こんにちは。
Au revoir.(オ ルヴォワール)さようなら。

②値段を尋ねる
C’est combien?(セ コンビヤン?)これはいくらですか?
Combien ça coûte?(コンビヤン サ クートゥ?)おいくらですか?

③価格交渉
Pourriez-vous baisser le prix?(プリエ ヴ ベッセ ル プリ?)値下げしてくれますか?
Vous pourriez me faire un prix ?(ヴ プリエ ム フェーラン プリ?)値引きすることはできますか?
C’est un peu cher.(セタンプ シェール)ちょっと高いですね。

④交渉成立または購入を検討したいとき
Je les (le/la) prends.(ジュ レ(ル/ラ) プラン)買います。
Je vais réfléchir.(ジュ ヴェ レフレシール)検討します。

日本に持ち込めないもの

蚤の市でお買い物をする際に注意しないといけないのが、日本に持ち込める商品かどうかということ

せっかく気に入ったものを見つけて購入しても、日本への持ち込みが禁止されているものがあります。

売られているもので特に注意したいのが、ワシントン条約で制限されている動植物製品のものです。

日本への持ち込みが禁止されているものは以下の通り。

【皮革製品】
・トラ、ヒョウ、ジャガー、チーター、ラクダなどの毛皮、敷物
・ワニ、蛇、オーストリッチ、クロカイマンなどの皮革製品
・トラ、ヒョウの爪、サイの角などのアクセサリー
・象牙製品

【その他】
・偽ブランド品、海賊版などの知的財産侵害物品
(サン・トゥアンの蚤の市に行く途中には、偽ブランド品を売りつける怪しいお店がたくさん並んでいますのでご注意ください。)
・けん銃等の銃砲及びこれらの銃砲弾やけん銃部品
(フランスの蚤の市ではけん銃も売られています。)

せっかくフランスで買ったお土産を没収されないよう十分注意してお買い物をお楽しみください。

フランス旅行に必須の通信手段

フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!

フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。

通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルeSIMの購入です。

どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能です。

設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。

また困った際には、日本語で24時間年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。

グローバルWiFiのWi-Fiルーター

フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。

フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。

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Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。

モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!

Holaflyのフランス向けeSIM

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まとめ

蚤の市は、物を大切に長く愛用するフランス人の感性を感じられる場所です。

ただしスリが多いので、貴重品の管理にはくれぐれも気をつけてください。

心ときめくものに出会えますように♡