アフィリエイト広告を利用しています。

パリの交通手段|メトロ・RER・バス・トラム|チケットの種類と買い方徹底解説!

お役立ち情報
スポンサーリンク

パリはメトロ(地下鉄)、バス、RER(イル・ド・フランス地域圏急行)、トラム(路面電車)などの交通網が充実しており、移動に困ることはありません。

公共交通機関を上手に利用すれば、パリ市内の主要観光スポットへのアクセスも簡単!

この記事では、パリ在住のSakuraがパリの便利な公共交通機関と旅行者向けチケットを詳しく解説していきます!

\海外旅行におすすめNo.1カード/

入会金・年会費永年無料
海外旅行損害保険が利用付帯

海外現地オプショナルツアーなら【VELTRA(ベルトラ)】
スポンサーリンク

パリの公共交通機関

パリに来たら必ずお世話になるのが公共交通機関

パリ市内と近郊の主要観光スポットへ行くのにとても便利です。

まずは、公共交通機関にどんなものがあるのか簡単にご説明します。

イル・ド・フランス地域圏の公共交通機関は、主にフランス国鉄(SNCF)パリ交通公団(RATP)、そしてパリ郊外を走るバスOptileの3社あります。

※Optileは郊外でもパリから離れた地域を運行するバスですので、こちらの説明は省略します。

RATP
  • メトロ(地下鉄)
  • バス
  • RER(イル・ド・フランス地域圏急行)A線・B線
  • トラム(路面電車)T1・T2・T3a・T3b・T5・T6・T7・T8
             T10(RATP Cap Île-de-France)
  • モンマルトルのケーブルカー
  • 深夜路線バスのNoctilien(ノクティリアン)
  • パリとシャルル・ド・ゴールを結ぶロワシーバス
  • パリとオルリー空港を結ぶオルリーバス
SNCF
  • パリ近郊路線のTransilien(トランシリアン)
  • トラム(路面電車)T4(SNCFの子会社KeolisT9・T11・T13)

\安心&快適な旅をサポート/
海外航空券の予約ならHIS
豊富な品揃えの海外航空券
手配手数料も断然お得!
HIS現地支店が24時間日本語でサポート

メトロ(地下鉄)

メトロはパリが初めての方でも簡単に利用できる便利な公共交通機関です。

メトロの路線は1〜14号線まであり、パリ市内であれば距離に関係なく全線均一料金

ただしパリ郊外へ行く場合は注意が必要で、料金は区間(ゾーン)によって異なります。

ゾーンについては、後ほどご説明します。

メトロ路線図はこちらからダウンロードできます。

【メトロの運行時間】

平日5:30〜1:15(金・土・祝日の前日2:15まで) ※運行時間は路線によって若干異なります。

バス

パリ市内全域にわたって網の目のように走っているバス。

パリ市内のバスには2桁の番号郊外のバスには3桁の番号が付いています。

土地勘がないと乗りこなすのは少し難しいかもしれませんが、景色を眺めなら移動ができるので、パリに訪れたことがある人は思い切って挑戦してみてください。

ただしパリ市内は渋滞に巻き込まれることが多いため、急いでいる場合は、メトロで行くほうが確実です。

バスの路線図はこちらからダウンロードできます。

【バスの運行時間

7:00-20:30 ※運行時間は路線によって若干異なります。

深夜路線バスNoctilien(ノクティリアン)

メトロの運行終了後は、深夜路線バスNoctilienが運行しています。

Noctilienの路線図はこちらからダウンロードできます。

【Noctilienの運行時間】

0:30-5:30 ※運行時間は路線によって若干異なります。

RER(イル・ド・フランス地域圏急行)

RER(イル・ド・フランス地域圏急行)は、パリ市内と郊外を結ぶ鉄道で、A〜Eの路線があります。

RER A ディズニーランド・パリ、ラ・ヴァレ・ヴィラージュ
RER B シャルル・ド・ゴール空港
RER C ヴェルサイユ宮殿
RER D イエール
RER E フォンテーヌ・ブロー宮殿

パリ市内での利用ならメトロと共通のチケットが使えます。

ヴェルサイユ宮殿やディズニーランド・パリ、シャルル・ド・ゴール空港などへ行くことができますが、パリからパリ郊外へ行く場合、先に行き先までのチケットを購入する必要があります。

乗り越し精算システムはありませんので、くれぐれもご注意ください。

RERの路線図はこちらからダウンロードできます。

【RERの運行時間】

5:30〜1:20 ※運行時間は路線によって若干異なります。

トラム(路面電車)

トラムはT1・T2・T3a・T3b・T4・T5・T6・T7・T8・T9・T10・T11・T13の13路線あります。

パリを囲む環状高速道路に沿って走っており、旅行者が利用する機会は少ないと思います。

トラムの路線図はこちらからダウンロードできます。

Transilien(トランシリアン)

Transilien(トランシリアン)はSNCFの近郊路線で、パリ郊外でRERと同一の線路を走ることもあります。

チケットは、「Île-de-France」の表示がある機械で購入することができます。

Transilienの路線図はこちらからダウンロードできます。

公共交通機関のチケットの種類と料金

パリの公共交通機関のチケットは、「Ticket t+」と呼ばれる共通の乗車券が利用できます。

メトロ全線、RERの市内区間、路線バス、トラムは均一料金です!

Carnet(カルネ)」と呼ばれる 10枚綴りの回数券もあり、1枚ずつ購入するよりも断然お得です。

ただし郊外へ行く場合は注意が必要で、RERとTransilienはゾーンごとに運賃が定められています。

Ticket t+(1回乗車券)

メトロRER(ゾーン1)バストラムモンマルトルのケーブルカーで利用できる共通のチケットです。

※パリ郊外のRERおよびTransilien、オルリーバス、ロワシーバスには使えません。

チケットは各駅の窓口または自動販売機で購入することができます。

Ticket t+料金
1枚2.15€
1枚(バス内で購入した場合)2.50€
1枚(SMSで購入した場合)2.50€
Carnet(10枚綴りの回数券) ※Navigo Easyのみ17.35€
Carnet(子供料金4〜9歳まで) ※Navigo Easyのみ8.65€
【2024年1現在】

現在、RATPではチケットのペーパーレス化を進めており、紙の10枚綴り回数券(カルネ)の販売は2022年3月に終了しています

もし手元にチケットが残っていれば、引き続き使うことができます。

新たにカルネを購入する場合、紙のチケットに代わって非接触型カードの「Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)」があります。

※Ticket t+(1回乗車券)や郊外線のチケットは、これまで通り紙のチケットで購入することができます。

Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)

Navigo Easy(ナヴィゴ・イージー)は、公共交通機関で利用できるICカードで、自動券売機でチケットをチャージして使います。

証明写真は不要で、窓口でカード(2€)を購入した後、すぐに使うことができます。

窓口でカードを購入する際、チケットのチャージも頼むと手間が省けます。

カードは10年間有効なので、余った分は次回の旅行で使えます。

チケットの残数は、改札機液晶画面に表示されます。

Navigo Easyにチャージできるチケット
  • Ticket t+(1回乗車券)
  • Carnet(10枚綴りの回数券)※Carnetを2つ選択すれば20枚まで購入可
  • Carnet(子供料金の10枚綴りの回数券)
  • RoissyBus(シャルル・ド・ゴール空港行きバス)
  • OrlyBus(オルリー空港行きバス)
  • Navigo Jour(1日乗り放題乗車券)
  • Navigo Jeunes Week-end(若者向け週末乗車券)

〈乗り換え可能な組み合わせ〉
有効時間はチケットを改札に通してから1時間30分

  • メトロ⇆メトロ
  • メトロ⇄RER(ゾーン1のみ)
  • RER⇆RER(ゾーン1のみ)
  • バス⇆バス
  • バス⇆トラム
  • トラム⇆トラム

RoissyBus(シャルル・ド・ゴール空港行きバス)

ロワシーバスは、パリ市内にあるオペラ座とシャルル・ド・ゴール空港を結ぶシャトルバスです。

料金は16.60€で、Navigo Easyにチャージする場合は14.50€と少し安くなります!

OrlyBus(オルリー空港行きバス)

オルリーバスは、パリ市内のダンフェール・ロシュロー広場とオルリー空港を結ぶシャトルバスです。

料金は11.50€で、Navigo Easyにチャージする場合は10,30€と少し安くなります!

旅行者向け!おすすめ乗り放題乗車券

ここからは、旅行者におすすめの乗り放題乗車券を3種類ご紹介します。

Paris Visite(パリ・ヴィジット)

パリに数日間滞在する人におすすめなのが、公共交通機関が乗り放題のフリーパスParis Visite(パリ・ヴィジット)です。

利用できる区間が「ゾーン1-3」と「ゾーン1-5」の2種類あり、1日、2日、3日、5日から日数を選択することができます。

期間内であればメトロ、RER、Transilien、バス、トラムの全線(ただしJetbus、Allobus、ロワシーバス、観光バスを除く)、オルリーヴァル線、モンマルトルのケーブルカーを自由に乗り降りすることができます。

またパートナー提携する美術館や観光スポットの割引もあり

詳しくはこちらのPDFでご確認ください。

「RATP公式サイトより引用」
ゾーン1-3:パリ市内と近郊まで
ゾーン1-5:パリ市内と近郊、ならびにディズニーランド・パリ、ヴェルサイユ宮殿、オルリー空港、シャルル・ド・ゴール空港まで
ゾーン1-3ゾーン1-5
1日券大人13.95€
子供(4〜11歳)6.95€
大人29.25€
子供(4〜11歳)14.60€
2日券大人22.65€
子供(4〜11歳)11.30€
大人44.45€
子供(4〜11歳)22.20€
3日券大人30.90€
子供(4〜11歳)15.45€
大人62.30€
子供(4〜11歳)31.15€
5日券大人44.45€
子供(4〜11歳)22.20€
大人76.25€
子供(4〜11歳)38€
【2024年1現在】※4歳未満無料

注意チケットに必ず名前日付を記入してください。(Nom=姓 Prénom=名)
未記入の場合、罰金を課されることがあります。

Paris Visite(パリ・ヴィジット)は、事前に購入することもできます。
KKdayでオンライン予約(日本語)
Klookでオンライン予約(日本語)

Navigo Jour(ナヴィゴ・ジュール)

Navigo Jour(ナヴィゴ・ジュール)は、1日乗り放題乗車券

Navigo Easyのカード(2€)を窓口で購入し、乗車日ゾーンを選んでチャージします。

Paris Visiteの1日乗り放題乗車券と比較した場合、パリ市内(ゾーン1〜2)の移動だけであれば、Navigo Jourの方が断然お得です!

円状に1〜5までのゾーンに区分けされており、運賃はゾーンによって異なります。
ゾーン1:パリ市内
ゾーン2:ブローニュの森、ブローニュ・ビヤンクール
ゾーン3:サン・ドニ大聖堂、ソー公園、ラ・デファンス
ゾーン4:ヴェルサイユ宮殿、オルリー空港、サン・ジェルマン・アン・レー
ゾーン5:シャルル・ド・ゴール空港、ディズニーランド・パリ

ゾーン料金
1-2、2-3、3-4、4-58.65€
1-3、2-4、3-511.60€
1-4、2-514.35€
1-520.60€
【2024年1現在】

Navigo Jeunes Week-end(若者向け週末乗車券)

Navigo Jeunes Week-end(ナヴィゴ・ジュンヌ・ウィークエンド)は、26歳未満の方が対象で、土・日・祝日に利用できる1日乗り放題乗車券です。

Navigo Jourよりもずっと安くなります!

ゾーン料金
1-34.70€
1-510.35€
3-56.05€
【2024年1現在】

便利なモバイルアプリ「Bonjour RATP」

RATPが提供する「Bonjour RATP」は、乗り換え案内検索、オフライン地図機能、時刻表検索などパリの移動に便利な機能を搭載した無料アプリです。

パリに行くなら必須のアプリですので、旅行前にダウンロードしておきましょう!

Bonjour RATP

Bonjour RATP

RATP Smart Systems無料posted withアプリーチ

公共交通機関の検札・罰金について

公共交通機関の車内、あるいは駅構内でときどき検札が行われます。

チケット不所持や不正利用などの違反が確認された場合には、罰金が科せられますのでご注意ください。

違反罰金額
・チケットが有効化されていない
(壊れている改札口より入ってしまい有効化されていない場合も含む)
・正規ゾーンの利用可能区間を超えた乗り越し
・子供用チケットの不正使用
35€
・チケット不所持
・使用済チケットの提示
50€
・喫煙68€
(2023年10月現在)

※上記の罰金額は、その場で支払った場合の金額です。
違反時に現金やクレジットカードを所持しておらず、支払いができない場合には、後日インターネットや小切手送付などにより支払うこともできますが、罰金額がより高額となります。

パリの公共交通機関はスリに注意!

すべての公共交通機関に共通して言えることです。

公共交通機関を利用する際は、次のような点に注意しましょう。

  • 貴重品の入ったバッグは必ず体の前に持つ
  • ポケットに貴重品は入れない
  • スマホなどの貴重品を出し入れしない

時間や目的地への行き方を尋ねてきて、バッグから目を離した一瞬の隙に別の人物が貴重品を盗むスリの手口に要注意!話しかけられても気を許さないようにしましょう。

フランス旅行に必須の通信手段

フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!

フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。

通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルeSIMの購入です。

どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。

設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。

また困った際には、日本語で24時間年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。

グローバルWiFiのWi-Fiルーター

フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。

フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。

Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。

またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、お得な「周遊定額プラン」もおすすめです。

Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。

モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!

Holaflyのフランス向けeSIM

eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です!

eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。

オンラインでモバイルプランを契約して即日開通!

面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。

データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えるほか、フランス向けeSIMには無料通話が付与されています。

eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるHolafly(オラフライ)がおすすめです!

\フランス向けeSIMを申し込む/

クーポンコードを入力すると5%OFF
クーポンコード:FRANCE

まとめ

パリの公共交通機関は、いざ使ってみるととても簡単です!

パリ市内の移動であれば、早くて分かりやすいメトロが1番おすすめです!

公共交通機関を上手に乗りこなして、パリ滞在を有意義なものにしてくださいね。