初めてのパリ旅行では、見どころの多さに「どこから回ればいい?」と悩む方も多いのではないでしょうか。
本記事では、エッフェル塔やルーヴル美術館といった定番スポットをしっかり網羅した4泊6日の王道モデルプランをご紹介します。
パリはエリアごとに観光地がまとまっているため、移動効率を意識したルートを組むことで、限られた日程でも内容の濃い旅を楽しめます。
4泊6日 全日程早見表
| 日程 | 午前 | 昼食 | 午後 | 夜 |
| 1日目 | 出発(日本) | 機内 | パリ到着 チェックイン | セーヌ川 ディナークルーズ |
| 2日目 | ルーヴル美術館 | カフェ・ マルリー | チュイルリー庭園→コンコルド広場→シテ島 | ラ・ロティスリー・ダルジャン |
| 3日目 | オルセー美術館 | レストラン・ ドルセー | トロカデロ広場→エッフェル塔→凱旋門→シャンゼリゼ大通り | クレイジー・ ホース |
| 4日目 | モンマルトル | カフェ・ ド・ラ・ペ | ギャラリー・ラファイエット &プランタン | ブイヨン・ シャルティエ |
| 5日目 | チェックアウト 空港へ | 空港 | 帰国便出発 | 機内 |
| 6日目 | 日本着 | – | – | – |
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【1日目】パリ到着日

長時間のフライトで体は疲れています。
1日目は観光を詰め込まず、パリの雰囲気をゆっくり感じながら過ごしましょう。
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パリ到着→ホテルチェックイン

初めてパリを訪れる方には、オペラ地区のホテルがおすすめです。
パリ中心部に位置し、メトロのアクセスも良好なため、翌日以降の観光拠点として最適です。
オペラ地区のホテルについては、「パリのオペラ地区おすすめホテル」で詳しく解説しています。
チェックイン後は荷物を置いて、周辺を散策するだけでも十分。
パリの街並みや空気感を体に馴染ませることが、翌日以降を楽しむための準備になります。
夜:セーヌ川のディナークルーズ

1日目の夜は、セーヌ川のディナークルーズがおすすめです。
移動しながら食事ができるため、疲れた初日にも無理なく楽しめます。
クルーズでは、夕暮れに染まるパリの街並み、エッフェル塔のライトアップ、そして日没後毎時0分から始まるシャンパン・フラッシュまで、水上ならではの景色を堪能できます。

夏でも夜のセーヌ川は冷え込むことがあります。
薄手のジャケットや羽織ものを一枚持参しておくと安心です。
【2日目】美術館と歴史散策|パリの芸術と歴史を1日で体感

2日目は、世界屈指の美術館と中世から続く歴史地区を歩く充実のコースです。
見どころが多いため、スケジュールを意識しながら動きましょう。
午前:ルーヴル美術館

まずはパリ観光のハイライト「ルーヴル美術館」からスタートです。
《モナ・リザ》や《ミロのヴィーナス》など世界的な名作が揃う、年間来場者数世界トップクラスの美術館です。
【おすすめの時間帯】
混雑を避けるには、開館直後の9時が最もおすすめです。
開館から時間が経つにつれてツアー客が増えるため、できるだけ早い時間帯の予約枠を押さえましょう。
【予約について】
ルーヴル美術館は年間を通じて混雑しており、特に春〜夏のシーズンは予約が早期に埋まります。
日時指定の入場予約はすべての来場者に必要で、18歳未満の無料対象者も対象です。
チケットは現地窓口でも購入できますが、待ち時間を避けるためにも旅程が決まり次第、早めに予約しておきましょう。
【回り方のコツ】
館内は非常に広く、すべてを見ようとすると1日では足りません。
事前に鑑賞したい作品を絞り込んでおきましょう!
効率的な回り方は「ルーヴル美術館完全ガイド」で詳しく解説しています。
昼食:Le Café Marly(ル・カフェ・マルリー)


ルーヴル美術館に併設するル・カフェ・マルリーは、本格的なフレンチを味わえる人気レストランです。
天気の良い日はテラス席がおすすめで、ガラスのピラミッドを眺めながら食事を楽しめます。

混雑するため、事前予約を強くおすすめします!
午後前半:チュイルリー庭園 → コンコルド広場

食後はルーヴル美術館から徒歩すぐのチュイルリー庭園を散策しましょう。


パリ市民の憩いの場でもあるこの庭園を抜けると、コンコルド広場に出ます。
フランス革命の舞台にもなった広場で、エジプトから贈られたオベリスクとパリの空を背景に記念撮影をしましょう。


1903年創業のアンジェリーナは、モンブランと濃厚なショコラショーで知られる老舗のサロン・ド・テです。
ベル・エポック時代を彷彿とさせる白と金を基調にした華やかな内装は、ファッション界の伝説的存在であるシャネルが通い詰めた場所としても知られています。
チュイルリー公園に面したリヴォリ通りに位置しており、庭園の散策とセットで立ち寄れる絶好のロケーションです!
混雑時はテイクアウトして、そのままチュイルリー庭園のベンチでいただくのもおすすめです。

アンジェリーナは年間を通して行列ができる人気店です。
ゆっくりイートインで楽しみたい方は開店直後が狙い目ですが、午後に立ち寄る場合はテイクアウトで時間を節約しましょう。
午後後半:シテ島の歴史地区



コンコルド広場からセーヌ川のシテ島へ移動し、歴史スポットを巡ります。
ノートルダム大聖堂
ゴシック建築の最高傑作と称される大聖堂です。
2019年の火災で大きな被害を受けましたが、5年以上にわたる修復工事を経て2024年12月に正式に再オープンしました。
修復されたファサードと内部空間は、ぜひ自分の目で確かめてください。
サント・シャペル
「聖なる宝石箱」とも呼ばれる礼拝堂で、壁一面を埋め尽くす15枚のステンドグラスは必見です。
特に西日が差し込む夕方の時間帯は、ステンドグラスの色彩がより鮮やかに浮かび上がり、礼拝堂全体が幻想的な雰囲気に包まれます。
コンシェルジュリー
かつて王宮の一部として使われ、フランス革命期には牢獄となった建物です。
マリー・アントワネットが処刑前の76日間を過ごした場所としても知られています。
独房があった場所は現在、王政復古期に建てられた記念礼拝堂として保存されています。
かつての独房の様子は、入場時に貸し出されるタブレットガイド「HistoPad」で見ることができます。
夕食:ラ・ロティスリー・ダルジャン(La Rôtisserie d’Argent)
ラ・ロティスリー・ダルジャンは、1582年創業の「La Tour d’Argent」の姉妹店で、ローストダックやローストチキン、ブロシェのクネルなど、伝統的なフランスのビストロ料理を気軽に楽しめます。
春から夏にかけてはトゥルネル橋にテラス席が設けられ、セーヌ川やノートルダム大聖堂を眺めながら食事を楽しめます。
【3日目】印象派の名画からパリの夜景まで

3日目は、世界屈指の美術コレクションとパリを象徴する2大ランドマークを一気に楽しむ1日です。
エリアが地理的につながっているため、効率よく移動できます。
午前:オルセー美術館

「印象派美術の宝庫」として知られるオルセー美術館からスタートです。
モネ・ルノワール・ドガ・ゴッホなど、教科書でおなじみの名作が一堂に揃います。


【回り方のコツ】
最も人気の高い印象派・ポスト印象派のコレクションは最上階の5階に集まっているため、まずは5階へ向かうのがおすすめです。
朝一番は比較的空いており、人気作品もゆったりと鑑賞できます。
また、5階の大時計の裏側は、セーヌ川やルーヴル美術館、遠くにはサクレ・クール寺院まで見渡せる絶好の撮影スポットです。
SNSでも話題のフォトスポットとして人気を集めています。
昼食:Restaurant du Musée d’Orsay(レストラン・デュ・ミュゼ・ドルセー)

館内にある1900年当時のままの内装が残る歴史的建造物指定のレストランです。
ベル・エポック期のフレスコ画とシャンデリアに囲まれた空間で、季節の素材を使ったフランス料理を楽しめます。

混雑するため事前予約を強くおすすめします!
午後前半:トロカデロ広場→エッフェル塔登頂

まずはトロカデロ広場に立ち寄り、塔の全景を正面から眺めてから向かいましょう。
エッフェル塔の展望デッキからは、パリを一望できます。
時間指定チケットを購入しておけば、優先的に入場することができ、貴重な時間を節約できます。
人気時間帯は早期に売り切れるため、旅程が決まり次第すぐに予約を。
チケットの種類・料金・予約方法について詳しく知りたい方は、「エッフェル塔のチケット完全攻略」もあわせてご覧ください。
午後後半:エトワール凱旋門→シャンゼリゼ大通り散策

エッフェル塔登頂後は、エトワール凱旋門へ移動します。
高さ50m・幅45mのエトワール凱旋門は、間近で見るとその大きさに圧倒されます。


屋上展望台からは、シャルル・ド・ゴール広場から放射状に12本の大通りが延びるパリの美しい街並みを望めます。
エトワール凱旋門の後は、全長約2kmのシャンゼリゼ大通りを東に向かってコンコルド広場まで歩きましょう。
通り沿いには高級ブランドショップやカフェが立ち並び、2〜4時間かけてじっくり楽しめます。
夜:クレイジー・ホースでナイトショー


シャンゼリゼ地区の散策後、クレイジー・ホースへ向かいます。
1951年創業の老舗キャバレーで、ダンサーたちの美しい肉体と光・音楽が融合した芸術的なショー「TOTALLY CRAZY!」を楽しめます。
ディナー付きプランをご希望の方は、提携レストラン「Ginger」のセットチケットをご利用ください。
フュージョン料理とショーをあわせてお楽しみいただけます。
【シャンパン・フラッシュについて】
エッフェル塔のシャンパン・フラッシュは、約20,000個の電球が塔全体で点滅する光のショーで、日没後毎時0分から5分間だけ行われます。

シャンパン・フラッシュは、クレイジー・ホースから近いアルマ橋やニューヨーク通りで見るのがおすすめ!
【4日目】モンマルトル&オペラ地区
4日目は芸術家の丘から始まり、パリ随一のショッピングエリアを経て、地元パリジャンに愛される大衆食堂で締めくくる1日です。
午前:モンマルトル散策

まずはパリの北側にあるモンマルトルへ。
かつてピカソやロートレックなどの芸術家たちが集まったこのエリアは、石畳の路地と白い聖堂が印象的なパリらしい風景が広がります。
モンマルトルの丘の頂上に立つサクレ・クール寺院は、真っ白なロマネスク・ビザンチン様式の外観が美しく、丘の上からパリ市内を一望できます。
周辺のテルトル広場では、今も似顔絵師や画家たちが軒を連ね、散策しながらパリの芸術文化に触れられます。
昼食:カフ・ ド・ラ・ぺ(Café de la Paix)
モンマルトルからオペラ地区へ移動し、昼食はカフェ・ド・ラ・ペで。
1862年創業、インターコンチネンタル・パリ・ル・グランホテル内にある老舗レストランです。
オペラ・ガルニエに面した絶好のロケーションで、ヴィクトール・ユーゴー、モーパッサン、ヘミングウェイ、マリア・カラスなど多くの著名人も訪れた歴史ある空間で正統派フランス料理を味わえます。
オペラ座を設計したシャルル・ガルニエが手がけた内装は、フランスの歴史的建造物にも登録されています。
午後:ギャラリー・ラファイエットとプランタンでショッピング


昼食後はすぐ近くのオスマン大通りへ。
パリを代表する2大デパート「ギャラリー・ラファイエット」と「プランタン」でショッピングを楽しみましょう。
ファッション・コスメ・食品・お土産まで、ひとつの建物でパリのすべてが揃います。
ショッピングの合間に、ぜひ屋上テラスへ。
ギャラリー・ラファイエットの屋上テラスは、営業時間中であれば無料でアクセスでき、エッフェル塔やモンマルトルなどパリの絶景を一望できます。
また本館4階(フランス式3階)には、ガラスの通路「グラスウォーク」があり、歴史的建造物に指定されたステンドグラスのドーム天井を間近で鑑賞しながら空中散歩が楽しめます。
夕食:ブイヨン・シャルティエ(Bouillon Chartier)
ショッピングの後は、ギャラリー・ラファイエットから徒歩約10分のブイヨン・シャルティエへ。
1896年の創業以来、変わらぬ味と伝統的なサービスで地元パリジャンと観光客双方に愛され続ける老舗の大衆食堂です
エスカルゴ、鴨のコンフィ、ステーキフリットなどフランスの定番家庭料理を、前菜・メイン・デザートを頼んでも15〜25ユーロという驚きのリーズナブルな価格で楽しめます。
1989年に歴史的建造物に指定されたアール・ヌーヴォー様式の壮麗な内装も見どころのひとつです。

ブイヨン・シャルティエは予約不可です。
特に19〜22時のピーク時間帯は混雑し、相席になることもあります。
早めの18時30分頃を目安に向かうと比較的スムーズに入れます。
【5日目】出発|パリ最後のひとときを空港で
パリ最終日は余裕を持ったスケジュールで締めくくりましょう。
フライトの時間に合わせて早めにホテルをチェックアウトし、空港へ向かいます。
シャルル・ド・ゴール空港には免税店やカフェも充実しているため、最後のお土産探しや搭乗前のひとときをゆっくり楽しめます。
【移動の目安】
パリ市内からシャルル・ド・ゴール空港へはRER B線で約35〜45分、タクシーで約40分。
出発の2〜3時間前には空港に到着するよう余裕を持って行動しましょう。
【6日目】日本帰着
フライト時間にもよりますが、パリからの直行便は約12〜14時間。
日本には翌日の到着となります。
旅を充実させるコツ!

これまでの経験を踏まえて、旅を充実させるコツを4つご紹介します!
- 予定を詰め込みすぎない
- ホテル選びはアクセスの良さと治安を重視する
- 人気観光地のチケットはオンラインで事前に購入する
- 訪れる観光地や美術館は下調べしておく
予定を詰め込みすぎないこと

あれもこれもと予定を詰め込みすぎると、常に時間との戦いとなり旅が楽しめません。
欲張らず、ゆとりを持った計画を立てるのがベストです。
また旅先では予定通りに進まないこともありますが、急な予定変更も旅の醍醐味ぐらいに思っておくとイライラしません。
ホテル選びはアクセスの良さと治安を重視すること

ホテルは快適さも大切ですが、それ以上に重視したいのが立地と治安です。
観光スポットへのアクセスが良いエリアを選べば、移動時間の節約になります。
また犯罪に巻き込まれないためにも、治安の良いエリアを選ぶことが重要です。
人気観光地のチケットはオンラインで事前に購入すること
ほとんどの人気観光地では、チケット購入に長蛇の列ができています。
こうした待ち時間はストレスですし、大きな時間のロスにつながります。
オンラインで事前に購入しておけば、長い待ち時間を避け、スムーズに観光が楽しめます。
訪れる観光地や美術館は下調べしておくこと

訪れる観光地や美術館は、ある程度下調べしておくと旅がさらに面白くなります。
街やモニュメントなど歴史的背景を知ることで、ものの見方が変わったり、さらに興味が湧いてきたりします。
また美術館では、展示作品の見どころや作品にまつわるエピソードを事前に調べておくと、アート鑑賞がさらに楽しくなります♪
パリ観光FAQ
Q. パリ観光は4日で足りる?
主要な観光スポット(エッフェル塔、ルーヴル美術館、ノートルダム大聖堂、モンマルトルなど)を効率よくまわるなら、4日あれば主要スポットをじっくり楽しめます。
ルーヴル美術館だけでも丸一日かかることもありますが、4日あれば無理なく時間を配分できるため、欲張りすぎず、行きたい場所に優先順位をつけて計画を立てるのがポイントです。
時間に余裕があれば、5〜6日あるとパリの街歩きや隠れた名所まで、より深く楽しめます。
Q. パリミュージアムパスは必要?
主要美術館・博物館を2〜3日で集中的にまわる予定であれば、パリミュージアムパスの購入を検討する価値があります。
ルーヴル美術館、オルセー美術館、オランジュリー美術館、エトワール凱旋門、ヴェルサイユ宮殿など、複数の施設を訪れる場合、個別購入より割安になるケースがあります。
パスは2日・4日・6日券があり、対象施設への入場回数が多いほどお得になります。
また、多くの対象施設で入場列のスキップができるため、時間の節約にもつながります。
ただし、観光ペースがゆっくりめで訪れる施設が少ない場合は、個別購入のほうが割安になることもあるため、事前に訪問予定のスポットと入場料の合計を比較してから購入を判断するのがおすすめです。
詳しくは「パリミュージアムパス徹底解説」をご覧ください。
こちらでパリミュージアムパスを使ったモデルプランもご紹介しています。
Q. パリでスリが多い場所は?
スリの多いスポットとして、メトロ1号線・RER A線(主要観光スポット付近)が挙げられます。
また北駅・東駅周辺も荷物を持った旅行者を狙うスリが多いエリアです。
駅以外にも人気観光地周辺には必ずスリがいますので、十分気をつけましょう。
Q. エッフェル塔は予約必須?
予約は必須ではありませんが、当日券の入手が保証されないため、特に頂上へのアクセスを希望する場合は強く推奨されています。
Q. パリ観光は徒歩だけで回れる?
パリ観光には路線網が充実しているメトロの利用をおすすめします。
パリの主要観光スポットは比較的集中していますが、すべて徒歩で移動するとなると、移動時間がかかり、体力的にもきつくなります。
まとめ
パリには魅力的な観光スポットが数多くあるため、限られた時間で最大限楽しむには、事前に訪れたい場所を下調べし、効率よくまわることがポイントです。
またチケットをオンラインで事前に購入しておくと、当日の待ち時間を短縮することができます。
みなさまのパリ旅行にお役立ていただければ幸いです。













