フランス屈指の人気動物園として知られるボーヴァル動物園。
近年は新エリアのオープンが続いており、公式サイトでも「2日間での見学」が推奨されています。
実際に私たちは開園から閉園まで1日かけて園内を回りましたが、それでも見られたのは全体の約80%ほどでした。
人気のスペクタクルをもう一度見たり、回りきれなかったエリアをゆっくり見学したりできたのは、公式ホテル「Les Pagodes de Beauval」に宿泊していたから。
今回の記事では、家族で実際に宿泊した体験をもとに、以下の点を正直にレビューします。
結論から言うと、食事にはやや不満が残ったものの、「ボーヴァル動物園を2日間しっかり楽しみたい方」には非常におすすめできるホテルでした。
レ・パゴード・ド・ボーヴァルとは?

レ・パゴード・ド・ボーヴァルは、ボーヴァル動物園が運営する公式ホテルのひとつです。
テーマは「中国への旅」。
中国各地の職人が制作した家具や装飾品が館内に配置されており、まるで中国の伝統建築の中に滞在しているような雰囲気を味わえます。
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レ・パゴード・ド・ボーヴァルの基本情報

| 項目 | 内容 |
| カテゴリー | 3つ星ホテル |
| 開業 | 2015年 |
| 客室数 | 127室 |
| 動物園まで | 徒歩約7分 |
| 駐車場 | 無料 |
| EV・PHEV充電 | 無料 |
| フロントサービス | 24時間対応 |
庭園内には池や橋が設置されており、昼間はもちろん夜のライトアップも魅力です。
部屋タイプと定員

客室タイプは「コンフォート」と「スーペリア」の2カテゴリーに分かれており、1〜3名向けのダブル・トリプルルームから、最大5名まで宿泊できるファミリールームまで用意されています。
カップルや夫婦旅行はもちろん、子ども連れのファミリーにも利用しやすいホテルです。
| 客室タイプ | 定員 | 特徴 |
| コンフォート ダブル/トリプル | 1〜3名 | 屋根裏風の落ち着いた空間 |
| コンフォート ファミリー | 1〜5名 | 前室に二段ベッドを備えた ファミリー向け客室 |
| スーペリア ダブル/トリプル | 1〜3名 | プライベートバルコニー付き |
| スーペリア ファミリー | 1〜5名 | バルコニー付きの広々とした ファミリー向け客室 |
価格目安
【1泊2日/大人2名+子供2名(3〜10歳)・朝食込み・動物園入場券付き】のパッケージがオフシーズンで400ユーロ〜。
ベビーベッドは無料貸し出しですが、事前リクエストが必須・空き状況次第なので、必ず予約時または事前に確認しておきましょう。
「他の公式ホテルと比べて高い?安い?」と思った方は、各ホテルの料金を一覧で比較したこちらの記事も参考になります。
▶︎ボーヴァル動物園の公式ホテル8軒の比較はこちら
予約
予約はボーヴァル動物園の公式サイトまたはBooking.comなどの旅行サイト経由でも予約可能です。
支払い方法は、クレジットカード(Visa・Mastercard・AmEx)、Apple Pay、Google P)、3〜4回分割払いも選択可能です。
実際に宿泊した部屋をレビュー

今回は、大人(11歳以上)3人で宿泊しました。
案内されたのは庭園とプールを見渡せるプライベートバルコニー付きの客室です。
室内には、
が備わっていました。


特に印象的だったのは部屋から見えるプールと庭園の景色です。
夜になるとライトアップされ、バルコニーから眺める景色はとても幻想的でした。
冷蔵庫は設置されていませんでした。
夏場に飲み物を冷やしたい方は注意が必要です。
チェックイン・スタッフ対応

受付スタッフは英語・フランス語対応で24時間在籍しています。
朝一番に到着したためチェックイン時間まで余裕がありましたが、駐車場はすぐに利用できました。
車がPHEV(プラグインハイブリッド車)だったため、動物園を楽しんでいる間に無料で充電できたのも助かりました(駐車場に充電スタンド設置あり)。
スタッフの対応も丁寧で、動物園から戻る前にあらかじめチェックイン手続きを済ませてくれており、夕方ホテルに戻った際にはすぐに部屋の鍵を受け取ることができました。
PHEV・EV利用者には嬉しい無料充電スタンド完備
駐車場には無料の充電スタンドが設置されており、PHEV・EVユーザーにとって心強い設備です。
私たちはPHEVで訪問しましたが、動物園を1日満喫している間に充電が完了しました。
長距離ドライブをする方にとって、帰り道の心配をせずに動物園を思い切り楽しめるのは大きなメリットです。
夕食ビュッフェ「ル・スーチュアン」の感想

夕食はホテル内のレストラン「Le Sichuan」を利用しました。


アジア料理を中心に幅広いメニューが並んでおり、品数は十分です。
ただし率直に言うと、味は価格に見合っているとは言いにくく、食事目的での利用はおすすめしません。
動物園で1日歩き回った後に、ホテル内で食事を済ませられる手軽さは魅力ですが、食事そのものに期待するよりも「観光を快適にするための手段」として割り切ると、満足度は高くなると思います。
朝食ビュッフェの感想

朝食もビュッフェ形式です。
パン、ハム、チーズ、フルーツ、シリアルなど、フランスの朝食らしいラインナップが一通り揃っています。
待ち時間なく利用できました。
特別感はないものの、動物園で丸一日歩き回る前にしっかりエネルギーを補給できる十分な内容です。
ホテル内のブティック


ホテル内には小規模ながらブティック(ショップ)が併設されており、ボーヴァル動物園のオリジナルグッズやぬいぐるみ、おもちゃなどを購入できます。
動物園内のショップで買い忘れたお土産を確認したり、閉園後にゆっくり買い物を楽しんだりできるのが便利なポイントです。
ホテルのテーマが中国ということもあり、パンダのぬいぐるみや雑貨が充実しており、滞在の記念品探しにもぴったりです。
規模はそれほど大きくありませんが、ホテル滞在中に気軽に立ち寄れるショップとして重宝します。
また、動物園内のショップに比べて混雑が少なく、私が訪れた際はゆっくり商品を見ながら買い物を楽しめました。
宿泊者の特典
レ・パゴード・ド・ボーヴァルに宿泊すると、動物園の入園券が含まれたパッケージプランを利用できます。
立地や入園特典など、ホテル滞在ならではのメリットをまとめました。
1泊で2日間入園できる

レ・パゴード・ド・ボーヴァル最大の魅力は、宿泊プランにボーヴァル動物園の入園券が含まれていることです。
宿泊者には以下の特典があります。
ボーヴァル動物園は非常に広く、人気のスペクタクルも複数開催されるため、1日ではとても回りきれません。
実際に私たちも開園から閉園まで園内を歩き続けましたが、見学できたのは全体の約80%ほどでした。
公式ホテルに宿泊したことで、翌日に回りきれなかったエリアを見学したり、もう一度見たいと思ったスペクタクルをゆっくり楽しんだりすることができました。
ボーヴァル動物園を満喫したい方にとって、この宿泊者特典は大きなメリットだと感じます。
動物園まで徒歩約7分

ホテルから南口まで徒歩約7分。
ホテルから動物園までの歩道は整備されており、駐車場探しや渋滞を気にせずスムーズに向かえるのは大きなメリットです。
夜の庭園が想像以上に美しい


日中は動物園で過ごし、夜はホテルの庭園を散策しました。
ライトアップされた池や橋、中国風建築が幻想的な雰囲気を演出しており、昼間とはまったく違った魅力があります。


庭園&プールビューの部屋だったので、バルコニーからもその景色を楽しめたのも良かったです。
訪れた日は肌寒かったため、私たちはプールに入りませんでしたが、温水プールになっているラグーンプールでは、楽しんでいる家族の姿も見られました。
良かった点・残念だった点
実際に宿泊して感じた率直な良かった点・残念だった点をまとめました。
観光の利便性は高い一方、食事面では期待を下回る部分もありました。
| ○良かった点 | ✖️残念だった点 |
| スタッフの対応が親切 | 夕食の満足度が価格に見合わなかった |
| EV・PHEVの無料充電が利用できる | 朝食も平均的な内容 |
| 動物園まで徒歩で移動可能 | 客室に冷蔵庫がなかった |
| 滞在中は何度でも再入園できる | – |
| 庭園と夜景が美しい | – |
| ホテルと入園券をまとめて予約できる | – |
ボーヴァル動物園の公式ホテル選びで迷っている方は、
全8軒の特徴や料金を比較した以下の記事も参考にしてください。
▶︎ボーヴァル動物園の公式ホテル8選を比較|料金・立地・テーマ別おすすめ【2026年最新】
総合評価|ボーヴァル動物園を2日間楽しむならおすすめのホテル
レ・パゴード・ド・ボーヴァルは、豪華なリゾートホテルというより「ボーヴァル動物園を最大限楽しむための拠点」として非常に優秀なホテルでした。
特に、
におすすめできます。
食事には改善の余地を感じましたが、宿泊特典や立地、スタッフ対応を考えると総合満足度は高く、私たち家族も再訪したいと思えるホテルでした。
ボーヴァル動物園を訪れる予定がある方は、ぜひ公式ホテル宿泊も検討してみてください。
よくある質問(FAQ)
レ・パゴード・ド・ボーヴァルは何つ星ホテルですか?
3つ星ホテルです。
動物園までは歩いて行けますか?
南口まで徒歩約7分です。
子連れでも泊まりやすいですか?
ファミリールームが充実しており、ベビーベッドの貸し出しも可能です(要事前リクエスト)。
1泊で何日間入園できますか?
宿泊パッケージ利用の場合、通常は1泊で2日間入園できます。
EVやPHEVの充電はできますか?
ホテル駐車場に充電設備があり、滞在中に利用できます。
なお、充電ケーブルは持参が必要です。
まとめ
レ・パゴード・ド・ボーヴァルは、中国をテーマにした異国情緒あふれる雰囲気と、ボーヴァル動物園まで徒歩でアクセスできる便利な立地が魅力の公式ホテルです。
実際に宿泊してみて、スタッフの対応の良さや無料のEV・PHEV充電設備、1泊で2日間入園できる宿泊者特典には特に満足しました。
一方で、夕食・朝食の質については期待していたほどではなく、食事を重視する方には少し物足りなく感じるかもしれません。
それでも広大なボーヴァル動物園を2日間かけてじっくり楽しみたい方や、子連れでゆったり滞在したい方にはおすすめできるホテルです。
なお、ボーヴァル動物園にはレ・パゴード・ド・ボーヴァル以外にも個性豊かな公式ホテルが複数あります。
ホテル選びで迷っている方は、料金やテーマ、立地を比較した以下の記事もぜひ参考にしてみてください。


