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【ムードン観光】ロダン美術館観光ガイド|基本情報・アクセス・見どころ

イル・ド・フランス
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パリ南西部にあるムードンは、フランスを代表する彫刻家オーギュスト・ロダンが晩年を過ごした街。

ムードンの小高い丘の上には、かつてロダンの自宅兼アトリエがありました。

現在はロダン美術館として一般公開されており、無料で見学することができます。

この記事では、パリ郊外のムードンにあるもう1つのロダン美術館についてご紹介します。

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ムードンのロダン美術館(Musée Rodin Meudon)とは

ムードンのロダン美術館は、「近代彫刻の父」と称されるフランスの彫刻家オーギュスト・ロダンの美術館です。

ロダン美術館というとパリ7区にあるロダン美術館が有名ですが、ムードンにあるロダン美術館もなかなか見応えのある美術館です。

ロダンはアトリエを構える地として、パリへのアクセスが良いムードンを選び、1895年に「Villa des Brillants(ヴィラ・デ・ブリヤン)」を購入しました。

1908年には、パリ7区のピロン館(現在のロダン美術館)に作品を見せるための応接室兼アトリエを借り、パリとムードンの2つのアトリエを行き来しました。

ずっと連れ添った内縁の妻ローズもムードンに居を定め、ロダンが77歳のときに二人はひっそりと結婚しています。

しかし結婚から15日後、ローズは肺炎にかかり72歳で亡くなっています。

そしてロダンもまたローズの後を追うように、1917年11月17日に人生の幕を閉じました。

二人の亡骸は、ロダン美術館の庭園に静かに眠っています。

墓はツタの葉に覆われ、墓の上にはロダンの名作《考える人》が置かれています。


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ロダン美術館の基本情報

住所19 Avenue Auguste Rodin, 92190 Meudon 地図
公式HPhttps://www.meudon.musee-rodin.fr/en
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営業時間

【3月〜9月】〈土・日〉10:00-18:00(最終入場17:15)

定休日

月〜金曜日、1月1日、5月1日、12月25日

料金

無料

ロダン美術館への行き方

ムードンのロダン美術館は、メトロ(地下鉄)やRER(イル・ド・フランス地域圏急行)、Transilien(フランス国鉄SNCFのパリ近郊列車)、車でアクセスすることができます。


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日本語対応・日本円での支払いが可能

メトロ(地下鉄)で行く場合

12号線 Mairie D’issy(メリ・ディッシー)駅下車
190番バスに乗り、バス停Chemin des Vignes(シュマン・デ・ヴィーニュ)下車 徒歩約10分

RER(イル・ド・フランス地域圏急行)で行く場合

RER C線パリ市内の最寄り駅からMeudon Val Fleury(ムードン・ヴァル・フルーリ)駅下車
乗車時間約20分
ムードン・ヴァル・フルーリ駅からロダン美術館まで徒歩約17分
またはムードン・ヴァル・フルーリ駅から169番バスに乗り、バス停Paul Bert(ポール・ベール)下車 徒歩約9分

Transilien(フランス国鉄SNCFのパリ近郊列車)で行く場合

Transilien N線モンパルナス(Montparnasse)駅からMeudon(ムードン)駅下車
乗車時間約10分
ムードン駅からロダン美術館まで徒歩約15分

車(レンタカー)で行く場合

パリから車で行く場合、
D69経由で所要時間約20〜30分

フランスでレンタカーを利用するには、事前に国際免許証の取得が必要です。
日本出発前に準備しておきましょう!
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ロダン美術館の入場方法

セキュリティーチェックなど特になく、自由に中へ入ることができます。

ロダン美術館の所要時間

ロダン美術館の所要時間は30分〜1時間程です。
1時間あれば、ゆっくり見学することができます。

ロダン美術館の見どころ

20世紀最大の彫刻家として知られるオーギュスト・ロダンは、晩年をここで過ごしました。

ヴィラ・デ・ブリヤン(Villa des Brillants)

ヴィラ・デ・ブリヤンは1895年にロダンが購入し、内縁の妻ローズと晩年を過ごした場所です。

見学できるのは1階のみ。

ヴィラ・デ・ブリヤンの入り口
作品置きに使われていた天蓋付きベッド

入り口を入って左手に大きなアトリエがあります。

黒い木製の天蓋が付いた重厚なベッドは、壊れやすい作品を置くために使われていました。

アトリエと反対側に小さなサロンとダイニングルームがあります。

シンプルな家具が置かれ、当時の写真をもとに忠実に再現されています。

石膏ギャラリー(Galerie des plâtres)

石膏ギャラリーは1931年に再建されたもので、ファサードはイッシー城(Château d’Issy)から切り離された断片をロダンが買取り、取り付けたものです。

《地獄の門》
《カレーの市民》

ロダンと弟子たちが制作を行なっていた場所で、《地獄の門》《カレーの市民》《バルザック記念像》《ヴィクトル・ユゴーの記念碑》など、たくさんの石膏作品が展示されています。

ムードンのアトリエには、当時50人程のアシスタントがいて、ロダンの作品の多くがここで制作されました。

骨董品アトリエ(Atelier des Antiques)

ロダンは自身が収集したアンティーク彫刻のコレクションを展示するため、1900年にヴィラ・デ・ブリヤンに隣接した場所に大きな建物を建てました。

その一室に骨董品アトリエがあり、ロダンは訪れた客人をここへ案内し、自身のコレクションを披露していたそうです。

庭園

《バルザック記念像》
《歩く人》

ロダン美術館の3ヘクタールの庭園には、《接吻》《バルザック記念像》《歩く人》などが展示されています。

素晴らしい眺めのロダン美術館
ロダンと妻ローズが眠るお墓

また石膏ギャラリーのファサード前には、かの有名なブロンズ像《考える人》が置かれています。

その下にはツタで覆われたロダンと妻ローズが眠るお墓があり、あたかも《考える人》が二人のお墓を見守っているかのようでした。

フランス旅行に必須の通信手段

フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!

フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。

通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルeSIMの購入です。

どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。

設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。

また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。

グローバルWiFi のWi-Fiルーター

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モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!

フランス向けeSIM

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データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。

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それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。

特徴・データ通信が使い放題
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まとめ

ムードンのロダン美術館は、ロダン在りし日のアトリエや暮らしぶりを垣間見られる場所です。

パリにあるロダン美術館とはまた違った魅力のある美術館なので、パリのロダン美術館と併せて見学することをおすすめします!

パリから日帰りで行けるので、この機会にぜひ足を運んでみてください!