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【パリ観光】コンシェルジュリー観光ガイド|基本情報・アクセス・見どころ

パリ
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シテ島西側にあるコンシェルジェリーは、パリの観光名所の1つです。

もともと王宮として建造された美しいゴシック様式の建物で、フランス革命期には牢獄として使われ、マリー・アントワネットが収容されたことで知られています。

現在、コンシェルジュリーはサント・シャペルとともに司法機関パレ・ド・ジュスティスの一部として管理されており、有料で見学することができます。

この記事では、コンシェルジュリーの歴史や見どころなどを徹底解説しますので、コンシェルジュリー観光をお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね!

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コンシェルジュリー(Conciergerie)とは

シテ島は「パリ発祥の地です。

かつてここに王宮(シテ宮)が築かれ、政治・経済・文化の中心地として栄えました。

13世紀に入ると、ルイ9世によってサント・シャペルが建立され、14世紀にフィリップ4世によって王宮全体が改装されました。

王宮はシテ島の3分の1を占め、カペー王朝時代の名残であるシーザーの塔銀の塔ボンベックの塔時計の塔の4つの塔を見ることができます。

14世紀後半、シャルル5世は居城をシテ宮からサン・ポール宮に移します。(ルーヴル宮とヴァンセンヌ城にも居城)

シテ宮には司法権をもった財務監督官(コンシェルジュ)が残されたため、コンシェルジュリーと呼ばれるようになりました。

フランス革命期には革命裁判所が置かれ、犯罪者の主要な勾留場所となりました。

王妃マリー・アントワネットをはじめ、ルイ16世、革命家マクシミリアン・ド・ロベスピエール、政治家ジョルジュ・ダントン、ルイ15世の公妾デュ・バリー夫人など、革命裁判所で裁かれた4000人を超える人たちがコンシェルジュリーに投獄されました。

コンシェルジュリーは投獄されたら生きては出られない「死の牢獄」と呼ばれ、1793年1月から1794年7月までの間に約2600人の囚人がコンシェルジュリーから断頭台のある革命広場(現コンコルド広場)へ引かれて行き、断頭台の露と消えました。

現在、コンシェルジュリーは司法機関パレ・ド・ジュスティス(パリ司法宮)の一部として管理されています。

コンシェルジュリーを見学する場合、近くにあるサント・シャペルと合わせて観光するのがオススメです。


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コンシェルジュリーの基本情報

住所2 Boulevard du Palais, 75001 Paris 地図
公式HPhttps://www.paris-conciergerie.fr/en
楽天ブックス
¥1,100 (2024/11/15 19:06時点 | 楽天市場調べ)

営業時間

9:30-18:00(最終入場17:30まで)
※土曜日のみ20:00まで(最終入場19:00まで)

定休日

5月1日、12月25日

料金

大人 13€
18歳未満 無料
18〜25歳のEU圏国籍者及びフランス国内居住者 無料
共通チケット(コンシェルジュリー+サン・シャペル)20€
タブレットガイド「HistoPad」(日本語対応)無料
第一日曜日(1・2・3・11月)無料
ヨーロッパ文化遺産の日(9月の第3週末)無料
パリミュージアムパスの利用可

チケットの購入方法

コンシェルジュリーは年間を通して混雑が少なく、待ち時間なく入場できる場合がほとんどです。

コンシェルジュリーを見学する場合、近くにあるサント・シャペルと合わせて観光するのがオススメです。

サント・シャペルとセットになったお得な共通チケットがあり、下記のサイトから購入することができます。

ただしサント・シャペルは、事前に日時指定の入場予約(無料)をする必要がありますのでご注意ください。

コンシェルジュリーの公式サイトで購入(英語・フランス語)
GetYourGuideでオンライン購入(日本語)
Tiqetsでオンライン購入(日本語)
Klookでオンライン購入(日本語)
*パリミュージアムパスを購入
*現地で購入

\サント・シャペルとセットになったお得な共通チケットこちら

パリミュージアムパスは、パリ市内と近郊の観光スポット54ヶ所で利用できる観光パスです。
コンシェルジュリーも対象施設の1つ。
パリミュージアムパスがあれば、係員に提示するだけで入場できます。

Powered by GetYourGuide

コンシェルジュリーへの行き方

コンシェルジュリーは、メトロ(地下鉄)・RER(イル・ド・フランス地域圏急行)・バスなどの交通機関を使ってアクセスすることができます。

1番便利なのは、地下鉄で行く方法です。

メトロ(地下鉄)で行く場合

4号線 Cité(シテ)駅下車 徒歩約1分
1・7・11・14号線 Châtelet(シャトレ)駅下車 徒歩約4分

RER(イル・ド・フランス地域圏急行)で行く場合

RER B・C線 Saint-Michel Notre-Dame(サン・ミッシェル-ノートルダム)駅下車 徒歩約2分

バスで行く場合

21・38・47・96番 Cité-Palais de Justice(シテ-パレ・ド・ジュスティス)下車 徒歩約1分
27番 Pont Saint-Michel-Quai des Orfèvres(ポン・サン・ミッシェル-ケ・デ・ゾルフェーヴル)下車 徒歩約2分
67・69・72番 Châtelet-Quai de Gesvres(シャトレ-ケ・ド・ジェヴル)下車 徒歩約4分

コンシェルジュリーの入場方法

コンシェルジュリーの入り口は1ヶ所で、パレ・ド・ジュスティスから向かって右側にあります。

中に入ると、セキュリティチェックがあります。

インフォメーションがあるので、日本語のパンフレットを忘れずに入手しましょう!

日本語対応のタブレットガイド「HistoPad」

またコンシェルジュリーでは、日本語対応のタブレットガイド「HistoPad」を無料で貸し出していますので、こちらもぜひご活用ください!

館内で当日券を購入される方は、セキュリティチェック通過後にチケット販売窓口がありますので、そこでチケットを購入してください。

コンシェルジュリーの所要時間

コンシェルジュリーの所要時間は40分〜1時間15分程です。

1時間15分あれば、ゆっくり見学することができます。

コンシェルジュリーの見どころ

もともと王宮として建造されたコンシェルジュリーは、ゴシック様式の美しい外観を持ちます。

カペー王朝時代の名残である4つの塔や公共時計などの文化遺産も見逃せません。

衛兵の間(La salle des gens d’Armes)

衛兵の間は1785㎡の巨大な大広間で、現存する中世の広間としてはヨーロッパ最大の広さを誇ります

王に使える人たちの食堂だった場所で、毎日1000〜2000人の召使や兵士たちがここで食事をしていました。

牢獄時代は、男性囚人の収容所でした。

一般用厨房(Les cuisines)

現在残っている厨房は1350年頃に建てられたもので、王家の使用人のための食事を作る場所でした。

王の厨房は宮殿の東側にあり、特別な宴会があるときは一般用厨房と国王用厨房が互いに協力し合いました。

警備の間(La salle des Gardes)

警備の間は、衛兵の間と同時代に作られたリヴ・ヴォールトの天井が特徴的な部屋です。

カペー朝時代、この部屋は近衛兵の控えの間でしたが、革命期には監獄として使われました。

革命の部屋(Les salles révolutionnaires)

1789年にフランスは革命期を迎えます。

王政が崩壊し、第一共和政が成立しました。

シテ島はこれまで通り政治の中心地で、政治犯を裁くための革命裁判所がコンシェルジュリーに置かれました。

囚人たちの廊下(Le couloir des prisonniers)

囚人たちの廊下は、北側の男性囚人の独房と南側の女性囚人の独房を結んでいます。

裕福な囚人はベッドを借りることができましたが、最も貧しい囚人は藁が敷かれた監房を共有しなければなりませんでした。

名前の部屋(La salle des Noms)

1793年から1795年までに革命裁判で裁かれた4000人以上の名前が壁に記されています。

タッチパネルで経歴や裁判記録などのデジタル資料が閲覧できます。

囚人のための礼拝堂(La chapelle)

中世時代の王の礼拝堂の跡に作られた囚人のための礼拝堂です。

フランス革命期には雑居房として使われ、マリー・アントワネットもこの場所に76日間拘留されました。

拘留中、脱獄を企て失敗に終わり、その後独房に移されました。

礼拝堂には、マリー・アントワネットの最後の痕跡を物語る所持品などが展示されています。

マリー・アントワネットの贖罪礼拝堂(La chapelle expiatoire de Marie-Antoinette)

マリー・アントワネットの独房のあった場所には、ルイ18世によって贖罪礼拝堂が作られました。

マリー・アントワネットのイニシャルが入ったステンドグラス

女性囚人の中庭(La cour des femmes)

女性囚人の独房舎に囲まれた中庭は、女性囚人の日中の散歩に使われた場所で、当時のままの姿で残っています。

時計の塔(Tour de l’Horloge)

時計の塔は1350年に増築された塔で、壁には現存するパリ最古の公共時計が掛けられています。

シャルル5世の依頼によりアンリ・ド・ヴィックによって作られ、1371年に設置されました。

コンシェルジュリーのシンボルである公共時計は、何度も修復されながら、今も時を刻み続けています。

ギフトショップ

コンシェルジュリーのギフトショップは、マリー・アントワネットの関連商品が充実しています。

お洒落でセンスの良い商品がたくさん並び、目移りしてしまうほど。

アンティーク調のカリグラフィーセットやノートも素敵ですね♡

フランス旅行に必須の通信手段

フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!

フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。

通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルeSIMの購入です。

どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。

設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。

また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。

グローバルWiFiのWi-Fiルーター

フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。

フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。

Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。

またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。

Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。

モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!

フランス向けeSIM

eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です!

eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。

オンラインでモバイルプランを契約して即日開通!

面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。

データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。

eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです!

SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly(オラフライ)World eSIM(ワールドイーシム)の2社。

それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。

特徴・データ通信が使い放題
・24時間サポートが受けられる
・日本の上場企業が提供するeSIM
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まとめ

コンシェルジュリーにまつわる歴史や見どころなどをご紹介しました。

コンシェルジュリーを見学する前に情報をチェックしておけば、観光がより一層楽しいものなるでしょう。

マリー・アントワネットについて興味のある方は、ヴェルサイユ宮殿とセットで訪れるのもオススメです!