シテ島にあるサント・シャペルは、パリ最古のステンドグラスで知られる礼拝堂です。
パリにはステンドグラスの美しい教会がたくさんありますが、その中でも群を抜いて美しいのがサント・シャペルのステンドグラスです。
現在、サント・シャペルはコンシェルジュリーとともに司法機関パレ・ド・ジュスティスの一部として管理されており、有料で見学することができます。
この記事では、パリ観光で必見のサント・シャペルについて詳しく解説していきます。
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サント・シャペル(Sainte-Chapelle)とは
ゴシック建築の最高傑作といわれるサント・シャペルは、もともとルイ9世がコンスタンティノープルの皇帝ボドワン2世から高値で買い取ったキリスト受難の聖遺物を安置するために作らせた礼拝堂です。
その聖遺物の中でも最も有名なキリストの荊冠(茨の冠)は、サント・シャペルの建設費用を上回るものでした。
1242年に建設が始まり、1248年4月26日に完成。
「聖なる礼拝堂」を意味するサント・シャペルは、上下2層で構成されており、ステンドグラスで名高い上層礼拝堂は、訪れる人々を幻想的な世界へと引き込みます。
フランス革命時、サント・シャペルの聖遺物は散逸し、家具が奪略され、建物の一部が破壊されましたが、ステンドグラスは大きな被害を免れています。
1846年に大規模な改修工事が行われ、サント・シャペルは創建時の美しさと輝きを取り戻りました。
紛失してしまった聖遺物もありますが、残されたものはパリのノートルダム大聖堂の宝物庫に保管されています。
サント・シャペルでは、年間を通してクラシックコンサートが開催されています。
厳かな雰囲気の礼拝堂で聴くコンサートは、格別です!
またとない機会ですので、ぜひ夜のサント・シャペルにも足を運んでみてください。
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サント・シャペルの基本情報
住所 | 10 Boulevard du Palais, 75001 Paris 地図 |
公式HP | https://www.sainte-chapelle.fr/en |
営業時間
【4月1日〜9月30日】9:00-19:00(最終入場18:30まで)
【10月1日〜3月31日】9:00-17:00(最終入場17:30まで)
定休日
1月1日、5月1日、12月25日
料金
大人 13€
18歳未満無料
18〜25歳のEU圏国籍者及びフランス国内居住者 無料
共通チケット(コンシェルジュリー+サン・シャペル)20€
オーディオガイド(日本語対応)3€
第一日曜日(1・2・3・11・12月) 無料
ヨーロッパ文化遺産の日(9月の第3週末)
パリミュージアムパスの利用可
チケット購入方法
サント・シャペルは、パリの人気観光名所であるため大変混雑します。
チケットは当日でも購入することができますが、事前予約者が優先にされるため当日券の数に限りがあり、空き枠がなければ入場することはできません。
またサント・シャペルは、事前に日時指定の入場予約(無料)をする必要があります。
そのため混雑が酷いときでも予約時間から30分以内に入場することができます。
日時指定の入場予約は、18歳未満の無料対象者を含めた全ての方が対象となりますのでご注意ください。
サント・シャペルを見学する場合、近くにあるコンシェルジュリーと合わせて観光するのがオススメです。
コンシェルジュリーとセットになったお得な共通チケットがあり、下記のサイトから購入することができます。
*サント・シャペルの公式サイトで購入(英語・フランス語)
*GetYourGuideでオンライン購入(日本語)
*Tiqetsでオンライン購入(日本語)
*Klookでオンライン購入(日本語)
*パリミュージアムパスを購入
*現地で購入
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パリミュージアムパスは、パリ市内と近郊の観光スポット54ヶ所で利用できる観光パスです。
サント・シャペルも対象施設の1つ。
パリミュージアムパスがあれば、係員に提示するだけで入場できます。
※パリミュージアムパスでサント・シャペルに入場するためには、別途日時指定の入場予約(無料)が必要となります。
サント・シャペルへの行き方
サント・シャペルは、メトロ(地下鉄)・RER(イル・ド・フランス地域圏急行)・バスなどの交通機関を使ってアクセスすることができます。
1番便利なのは、地下鉄で行く方法です。
メトロ(地下鉄)で行く場合
4号線 Cité(シテ)駅下車 徒歩約1分
1・7・11・14号線 Châtelet(シャトレ)駅下車 徒歩約4分
RER(イル・ド・フランス地域圏急行)で行く場合
RER B・C線 Saint-Michel Notre-Dame(サン・ミッシェル-ノートルダム)駅下車 徒歩約2分
バスで行く場合
21・38・47・96番 Cité-Palais de Justice(シテ-パレ・ド・ジュスティス)下車 徒歩約1分
27番 Pont Saint-Michel-Quai des Orfèvres(ポン・サン・ミッシェル-ケ・デ・ゾルフェーヴル)下車 徒歩約2分
67・69・72番 Châtelet-Quai de Gesvres(シャトレ-ケ・ド・ジェヴル)下車 徒歩約4分
サント・シャペルの入場方法
サント・シャペルの入り口は1ヶ所で、裁判所から向かって左側にあります。
中に入ると、まずセキュリティチェックがあります。
セキュリティチェック後、「Sainte-Chapelle」の案内に従って進むと、礼拝堂入り口が見えてきますので、そこでチケットを提示してください。
右手にインフォメーションがあるので、日本語のパンフレットを忘れずに入手しましょう!
サント・シャペルの所要時間
サント・シャペルの所要時間は30分〜1時間程です。
1時間あれば、ゆっくり見学することができます。
サント・シャペルの見どころ
サント・シャペルの見どころは、なんといってもステンドグラスです。
パリ最古のステンドグラスで、歴史の中で損傷を受けることもありましたが、延べ640㎡に及ぶステンドグラスのうち3分の2は13世紀のものです。
下層礼拝堂
見学は下層礼拝堂からスタートします。
聖母マリアを祀った礼拝堂で、窓間壁には聖母マリア像が飾られています。
この下層礼拝堂は、王家の使用人のためのものでした。
リヴ・ヴォールトと呼ばれるアーチ状の天井が特徴で、重厚感と華やかさが共存する神秘的な空間が広がっています。
上層礼拝堂
狭い螺旋階段を上ると、サント・シャペルの名高いステンドグラスが現れます。
上層礼拝堂は王家専用の礼拝堂で、かつて王の居室とつながっていました。
15枚の延べ640㎡に及ぶステンドグラスには、創世記からキリストの復活までの1113場面の物語が展開され、ステンドグラスを挟む壁には12使徒の像がそれぞれ並んでいます。
西のバラ窓は、ヨハネの予言書である黙示録を表しています。
とにかく圧倒される美しさで、「聖なる宝石箱」と称されるのもうなずけます。
ギフトショップ
サント・シャペルの下層礼拝堂にはギフトショップがあります。
文房具や雑貨、書籍のほか、ステンドグラスで装飾した窓飾りなどもあり、お土産におすすめです!
フランス旅行に必須の通信手段
フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!
フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。
通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルとeSIMの購入です。
どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。
設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。
また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。
グローバルWiFiのWi-Fiルーター
フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。
フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。
またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国で完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。
Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!
フランス向けeSIM
eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です!
eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。
オンラインでモバイルプランを契約して即日開通!
面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人や初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。
データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。
eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです!
SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly(オラフライ)とWorld eSIM(ワールドイーシム)の2社。
それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。
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まとめ
サント・シャペルのステンドグラスは、季節や時刻によって輝きや色合いが刻一刻と変化します。
個人的には夕日を浴びたときのステンドグラスの輝きが一番好きですが、いつ訪れても感動を与えてくれる場所です。
実際に足を運び、その美しさをぜひ体感してみてください。