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【ノルマンディー観光】ジヴェルニー観光ガイド|クロード・モネの家と庭園|ジヴェルニー印象派美術館

ノルマンディー
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ジヴェルニーは、印象派の巨匠クロード・モネのゆかりの地として知られるノルマンディー地方の小さな街です。

ジヴェルニーの豊かな自然に魅せられたモネは、1926年に亡くなるまで40年以上の歳月をここで過ごしました。

モネが自らの手で作り上げた庭園には、あの代表作《睡蓮》の情景がそのままに残っています

ジヴェルニーはパリから日帰りでも行ける人気観光スポット!

この記事では、モネがジヴェルニーで築き上げた楽園の世界「クロード・モネの家と庭園」の魅力をたっぷりとお伝えします!

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ジヴェルニー(Giverny)とは

ジヴェルニーは、パリの北西約70㎞のところにあるノルマンディー地方の小さな街です。

この地に一目惚れしたモネは、1883年に家族とともに移住しました。

モネの家はもともと果実酒の圧搾所として使われていた建物で、住家として増築したものです。

モネは納屋をアトリエとして使い、家の中を心地よいインテリアにまとめ、少しずつ庭の手入れをし、自らの手で理想の家と庭を作り上げました。

そして1890年に移住当初から借りていた家と土地を購入しています。

モネの死後、ジヴェルニーの家と庭園は息子ミッシェル・モネに引き継がれましたが、ミッシェルはジヴェルニーの家には不在で、義理の娘ブランシュ・オシュデ・モネ(長男ジャン・モネの未亡人)がモネの家と庭園の管理をしていました。

1947年にそのブランシュも亡くなると、モネの家と庭園は放置され、荒れ果てていきました。

1966年に自動車事故で亡くなったミッシェルの遺言により、家族と暮らしたジヴェルニーの家と庭園は芸術アカデミーに遺贈されました。

ミッシェル・モネにより遺贈された作品群は、芸術アカデミーの保護のもとマルモッタン・モネ美術館に移送され、展示されています。

主を失いすっかり荒廃したモネの家と庭園は、1977年にヴェルサイユ宮殿の学芸部長で美術アカデミーの会員でもあったヴァン・デル・ケンプによって修復作業が開始されました。

庭園は当時を再現するように植栽され、田舎家屋の壁は淡いピンク色に塗られました。

1980年にクロード・モネ財団が設立され、モネの家と庭園は一般公開されました。

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ジヴェルニー〈モネの家と庭園〉の基本情報

住所84 Rue Claude Monet, 27620 Giverny 地図
公式HPhttp://fondation-monet.com/
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営業期間

2024年3月29日〜11月1日
9:30-18:00(最終入場17:30まで)

定休日

2024年11月2日以降 冬の期間中は閉鎖

料金

【クロード・モネの家と庭園】
大人 11ユーロ
子供・学生 6.5ユーロ
7歳未満 無料


共通チケット ※個人来場者限定・現地販売のみ
【クロード・モネの家と庭園+ジヴェルニー印象派美術館】
大人 23ユーロ
子供(7〜17歳) 6.5ユーロ
学生 15.50ユーロ
7歳未満 無料

【クロード・モネの家と庭園+マルモッタン・モネ美術館】
大人 25ユーロ
子供(7〜17歳)+学生 15.50ユーロ

チケットの購入方法

クロード・モネの家と庭園は、時間帯によって混雑する場合があります。

列に並ぶのを避けたい方は、事前予約をおすすめします。

ジヴェルニーの公式サイトで予約(英語・フランス語)
GetYourGuideでオンライン予約(日本語)
Tiqetsでオンライン予約(日本語)
*現地で購入

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ジヴェルニーへの行き方

ジヴェルニーは、TER(フランス国鉄SNCFの快速列車)または車でアクセスすることができます。


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日本語対応・日本円での支払いが可能

TERで行く場合

St-Lazare(サン・ラザール)駅からVernon(ヴェルノン)駅下車
乗車時間約45分
ヴェルノン駅からジヴェルニー行きのバスで約20分

車で行く場合

パリのポルト・ドゥ・サン・クルー(Port de St-Cloud)からA13号線に入り、D113→D201→D5の順に進む
所要時間約1時間30分
「クロード・モネの家と庭園」から200mのところに無料駐車場あり

フランスでレンタカーを利用するには、事前に国際免許証の取得が必要です。
日本出発前に準備しておきましょう!
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ジヴェルニー〈モネの家と庭園〉の入場方法

「クロード・モネの家と庭園」の入り口は、クロード・モネ通りにあります。(上記地図②

館内で当日券を購入される方は、入り口を入ったところにチケット販売窓口がありますので、そこでチケットを購入してください。

チケットを事前に購入された方は、①bisからの入場となりますのでご注意ください。

※①は団体客専用入り口、①bisはチケット保有者・障害者専用入り口

ジヴェルニー〈モネの家と庭園〉の所要時間

モネの家と庭園の所要時間は1時間半〜2時間程です。

モネに思いを馳せながらゆっくり観賞したい方は、半日あれば十分楽しめます!

ジヴェルニー〈モネの家と庭園〉の見どころ

見どころは言うまでもなく、当時の暮らしをそのまま再現したモネの家と庭園です。

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モネの家

2階建ての邸宅で、玄関を含めた11ヶ所が公開されています。

見学順に見ていきましょう♪

1階 青のサロン

玄関を入ると、まず初めに青を基調とした「青のサロン」が出迎えてくれます。

この部屋には、モネが集めた膨大な浮世絵のコレクションの一部が飾られています。

1階 アトリエ・サロン

続く「エピスリー」の部屋を通り抜けると、「アトリエ・サロン」の部屋があります。

モネはジヴェルニーに3つのアトリエを構えましたが、この部屋が最初のアトリエです。

1899年以降、モネはアトリエをサロンに模様替えしています。

モネは好んで友人を招き、壁にかけられた絵画について語り合いました。

現在、アトリエ・サロンにある絵画はすべて複製画になっており、オリジナルの作品はマルモッタン・モネ美術館をはじめ、世界各地の美術館やギャラリーに収蔵されています。

2階 モネの寝室

階段を上り、モネの寝室を見学します。

この部屋には自身の作品を1枚も飾らず、代わりにカイユボットやルノワール、シニャックなどの友人画家、印象派の若手画家、そしてドラクロワの作品を飾っていました。

寝室の窓からは、モネが愛した景色が広がります♡

モネが息を引き取ったのもこの部屋でした。

2階 ブランシュの寝室

寝室の隣にはセザンヌの絵が飾られモネの浴室があり、妻アリスの浴室と寝室が続き、その奥に義理娘のブランシュの寝室が続きます。

1階 ダイニングルーム

階段を下りると、左手に黄色を基調としたダイニングルームがあります。

ここは家族団らんの場で、モネは友人を良く招きました。

1階 キッチン

ダイニングルームの奥には、ルーアン産の青と白のタイルが目を引くモダンなキッチンがあります。

モネは美食家としても知られており、自宅の菜園で育てた野菜やハーブを使い、家族や友人たちと食卓を囲んだそうです。

モネの2つの庭園

「生きた美術館」と称されるほど美しいモネの庭園は、「クロ・ノルマン」と呼ばれる「花の庭園」と《睡蓮》の連作で知られる「水の庭園」があり、どちらもモネが最高傑作と自負した庭園です。

クロ・ノルマン(花の庭園)

モネは2つの庭園を自らの手で作り上げました。

その1つがモネの家の前に広がるクロ・ノルマン(花の庭園)

約12000㎡の庭には、モネのパレットのように色とりどりの花が咲き乱れます。

四季折々の表情を見せる庭園は、モネにとってまさに楽園だったのでしょう。

庭にかける情熱は次第に大きくなり、制作活動の時間以外は園芸作業に時間を費やしました。

水の庭園

ロワ通りを隔てたクロ・ノルマンの反対側には、モネのインスピレーションの源となった水の庭園があります。

あのモネの名作《睡蓮》の情景を見ることができるのです!

クロ・ノルマンから水の庭園へ行くには、地下道を通ります。

1893年にこの土地を購入したモネは、エプト川から水を引く権利を得て庭園に水を引き、小川と池を作りました。

池に睡蓮を植え、日本風の太鼓橋を架け、周囲には柳や竹、藤、桜、紅葉、アイリスなどを植えて庭園に彩りを添えました。

晩年、モネはこの水の庭園で数えきれない程の睡蓮を描きました。

そしてモネの集大成として描かれた《睡蓮》の連作シリーズもここから生まれたのです。

公式サイトによると、睡蓮は6月から9月までが見頃です。

ミュージアムショップ

現在、ミュージアムショップになっている建物はモネの3番目のアトリエで、オランジュリー美術館に展示されている《睡蓮》の制作のために建てられました。

従来の2つのアトリエは高い窓から明かりを採っていましたが、この3番目のアトリエは天井から光を取り入れるように作られており、オランジュリー美術館では同じ採光方式で展示されています。

ミュージアムショップは、開放的な空間でお買い物が楽しめます。

ミュージアムショップ定番のポスターやポストカードはもちろん、Tシャツ、スカーフ、トートバッグ、マグカップ、マウスパッド、切手、文房具、書籍などモネの関連グッズが豊富に揃っています!

ジヴェルニー印象派美術館

ジヴェルニーのもう1つの見どころとして、モネの家と同じ通りには、2009年に開館したジヴェルニー印象派美術館があり、19世紀から20世紀後半にかけての印象派の歴史を紹介しています。

印象派に関するさまざまな企画展も開催していますので、ぜひお立ち寄りください。

住所99 Rue Claude Monet, 27620 Giverny 地図
公式HPhttps://www.mdig.fr/
営業時間10:00-18:00
料金大人 12ユーロ
学生 9ユーロ
18歳未満 無料
4・5・6月の第一日曜日 無料
オーディオガイド 4ユーロ
〈クロード・モネの家と庭園+ジヴェルニー印象派美術館〉
大人 23ユーロ
子供(7〜17歳) 6.5ユーロ
学生 15.50ユーロ
7歳未満 無料

フランス旅行に必須の通信手段

フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!

フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。

通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルeSIMの購入です。

どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能です。

設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。

また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。

それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。

グローバルWiFiのWi-Fiルーター

フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。

フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。

Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。

またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国で完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。

Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。

モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!

フランス向けeSIM

eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です!

eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。

オンラインでモバイルプランを契約して即日開通!

面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。

データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。

eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです!

SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly(オラフライ)World eSIM(ワールドイーシム)の2社。

それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。

特徴・データ通信が使い放題
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・日本の上場企業が提供するeSIM
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まとめ

クロード・モネは1926年12月5日に息子のミッシェルや義理娘のブランシュ、政治家のジョルジュ・クレマンソーに看取られながら86歳で永眠しました。

モネの死後、一度は荒れ果てた家と庭園でしたが、さまざまな人々の働きにより当時の姿が甦り、今に伝えています。

クロード・モネの家と庭園は、訪れた人にしか味わえない感動があります!

ジヴェルニーはパリから日帰りで観光することができるので、モネの故郷を訪れ、モネの作り上げた楽園を心ゆくまでお楽しみください!