パリから電車で30分も行けば、のどかな田園風景が広がるフランス。
パリを中心に半径約100㎞に広がる地域は「イル・ド・フランス」と呼ばれ、鉄道を使って歩き回れる観光名所がたくさんあります。
この記事では、パリ在住のSakuraがパリから日帰りで行けるイル・ド・フランスのおすすめの観光スポットをご紹介します。
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パリから行く日帰りの旅
パリからパリ近郊へは、RER(イル・ド・フランス地域圏急行)やSNCF(フランス国鉄)の路線網が発達しているため気軽に出かけることができます。
パリを中心として8県から構成されるイル・ド・フランスには、たくさんの魅力的な観光名所があります。
旅の移動時間は、車窓からフランスの美しい風景をお楽しみください♡
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パリから日帰りで行けるおすすめ観光スポット
ここからは、パリから日帰りで行けるイル・ド・フランスのおすすめ観光スポットとその見どころをご紹介します。
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ヴェルサイユ宮殿(Palais de Versailles)
ヴェルサイユといえば、ブルボン王朝の富と繁栄を総結集したヴェルサイユ宮殿があります。
17世紀後半に太陽王ルイ14世が築いた壮麗な宮殿で、フランスの黄金時代を物語っています。
王家の狩猟場だったこの地にルイ14世は、史上最大の豪華絢爛な宮殿を建てるよう命じました。
建築家ルイ・ル・ヴォー、室内装飾家シャルル・ル・ブラン、造園家アンドレ・ル・ノートルと一流の技師を起用し、完成までに半世紀近くを費やしました。
1682年にブルボン王朝は宮廷をパリのルーヴル宮殿からヴェルサイユ宮殿に移し、フランス革命の勃発する1789年までヴェルサイユに宮廷が置かれました。
左右対称の2つの翼棟をもつヴェルサイユ宮殿は、バロック様式の最高傑作といわれ、1979年に世界遺産に登録されました。
王室の栄華をしのばせる華麗な宮殿は、鏡の間(鏡の回廊)をはじめ、王の大居室、王妃の居室、王室礼拝堂など見どころが満載で、宮殿だけでも見学に半日はかかります。
また美しいフランス式庭園や離宮トリアノン、王妃の村里などすべて見学する場合は、丸1日かかるので時間に余裕をもって行くことをおすすめします。
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ディズニーランド・パリ(Disneyland Paris)
ディズニーランド・パリは、ヨーロッパ唯一のディズニーリゾートです。
- ディズニーランド・パークとウォルト・ディズニー・スタジオ・パークの2つのテーマパーク
- ディズニー・ホテル(宿泊施設)
- ディズニー・ヴィレッジ(商業施設)
- ゴルフ・ディズニーランド(ゴルフ場)
で構成されています。
ディズニーランド・リゾートとしてはフロリダのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートに次いで世界第2位の大きさを誇ります。
ディズニーランド・パリのシンボルである「眠れる森の美女の城」は、ピンク色のメルヘンチックなお城で、東京ディズニーランドのシンデレラ城とはまた違った雰囲気です♡
ディズニーランド・パリには、日本にはないアトラクションもあるので要チェック!
子供だけでなく、大人も童心に帰って楽しめるディズニーランド・パリは、パリから電車で40分程です。
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オヴェール・シュル・オワーズ(Auvers-sur-Oise)
セーヌ川の支流オワーズ川沿いにあるオヴェール・シュル・オワーズは、「炎の画家」と呼ばれた天才画家フィンセント・ファン・ゴッホの終焉の地です。
すでに狂気にとらわれていたゴッホは、1890年に医師ガシェの招きで麦畑と糸杉に囲まれたこの街にやってきました。
わずか2ヶ月の間に70枚もの絵を描き、《オヴェール・シュル・オワーズの教会》や《カラスのいる麦畑》などの名画を残しました。
1890年7月、村外れの畑で自ら銃弾を胸に撃ち込んで37歳の短い生涯を閉じました。
ゴッホはオヴェール・シュル・オワーズの共同墓地に埋葬されています。
ゴッホを精神的にも経済的にも支援し続けた弟テオドルス(通称テオ)は、ゴッホの死を悲しみ、兄の後を追うように33歳の若さで亡くなりました。
1914年に兄の墓の隣に改葬され、現在は2人の墓が並んでいます。
オヴェール・シュル・オワーズには、ゴッホが描いたオヴェール・シュル・オワーズの教会や役場、ゴッホが下宿していたラヴー亭など、今も至るところにゴッホのゆかりの場所が残っています。
シャンティイ城(Château de Chantilly)
パリの北方に位置するシャンティイは、華麗な競馬レースで名を馳せた街です。
広大な森には壮麗なルネサンス様式のシャンティイ城が佇み、城内にあるコンデ美術館には、ルーヴル美術館に次ぐフランス第2の美術館といわれるほど素晴らしいコレクションを所蔵します。
美しいフランス式庭園は、あのヴェルサイユ宮殿の造園家として知られるアンドレ・ル・ノートルの作。
18世紀に建てられた大厩舎「グランド・エキュリー」は、まるで宮殿のような佇まいで、現在は「馬の博物館」になっています。
競馬のメッカであるシャンティイでは、毎年5月から6月にフランスのダービー「ジョッケクルブ賞」と「ディアンヌ賞」が行われます。
城に隣接するシャンティイ競馬場は、フランスに現存する最古の競馬場で、世界で最も優雅な競馬場と称されています。
またシャンティイといえば、「クレーム・シャンティイ発祥の地」!
コンデ公お抱えの料理人フランソワ・ヴァテールが考案したといわれています。
シャンティイで本場のクレーム・シャンティイをぜひ味わってみてくださいね♡
サンリス(Senlis)
シャンティイまで来たらぜひ足を延ばしてほしいのが、中世の美しい街並みが残るサンリスです。
サンリスの歴史は、今から2千年前のガロ・ロマン時代までさかのぼります。
軍事的な要所であったサンリスは城壁で固められ、さらに12世紀にはフィリップ2世によって新たな城壁が築かれ、2重の城壁に囲まれた街となりました。
987年にユーグ・カペーがこの地で国王に選出され、サンリスは「王家の街」としてアンリ4世までその地位を保ち続けました。
街には王宮の遺跡と城壁が残っており、王家ゆかりの歴史的建造物も残されています。
サンリスのシンボルであるノートルダム大聖堂は、12世紀から16世紀にかけて建造されたゴシック様式の聖堂です。
大聖堂のすぐ隣には美術考古学博物館があり、ガロ・ロマン時代の遺跡から20世紀の絵画作品まで幅広いコレクションを所蔵しています。
サンリスは映画やドラマのロケ地としても知られていますが、観光化されていないため、ゆったりとした時間が流れています。
石畳が敷かれた通りを歩きながら、悠久の歴史に思いを馳せてみませんか。
サン・ドニ(Saint-Denis)
パリの北部に位置するサン・ドニ。
街の名前は、3世紀にモンマルトルの丘で殉教したサン・ドニ聖人の名前に由来します。
アテネからルテチア(パリの古代ローマ名)にキリスト教の伝道に来たサン・ドニは、ルテチアで初めての司教となりました。
モンマルトルの丘で斬首され、その切り落とされた自分の首を持って北方に10㎞程歩き、力尽きて倒れた場所がサン・ドニでした。
サン・ドニの遺骸は村人によって葬られ、やがて礼拝堂が建てられ、多くの巡礼者が訪れるようになりました。
12世紀に僧院長のシュジェールが聖堂の大改装工事を命じ、ファサード、身廊、内陣、地下聖堂が造られ、それまでのロマネスク様式からゴシック様式のサン・ドニ・バジリカ聖堂として生まれ変わりました。
サン・ドニ・バジリカ聖堂は、フランスの歴代国王と王妃が眠る「王家の墓所」とされ、フランス革命で処刑された16世とマリー・アントワネットの遺骸もここに改葬されています。
プロヴァン(Provins)
プロヴァンは、パリの南東約90㎞のところにある世界遺産の街です。
交通の要所にあったプロヴァンでは、12世紀から13世紀にかけてシャンパーニュ大市が定期的に開かれ、ヨーロッパ有数の商業都市として繁栄しました。
14世紀以降、街は次第に衰退し時代に取り残されていきましたが、それが幸いして今でも中世の雰囲気をそのままに残しています。
3月末から9月にかけて、野外劇場で開催されている中世時代のスペクタクルは必見です!
また毎年6月に開催される「中世祭り」は、中世のシャンパーニュ大市を再現した大イベントで、騎士や商人、職人、大道芸人に扮した人々で溢れかえり、中世へタイムスリップした気分が味わえます。
ヴォー・ル・ヴィコント城(Château de Vaux-le-Vicomte)
知名度こそ高くありませんが、パリから南東50㎞のところにバロック様式の最高傑作といわれるヴォー・ル・ヴィコント城があります。
ルイ14世がヴェルサイユ宮殿を建てるきっかけとなった城で、1656年にルイ14世に仕える財務長官ニコラ・フーケの命で建てられました。
国家財産で私腹を肥やしたフーケは、建築家にルイ・ル・ヴォー、室内装飾家にシャルル・ル・ブラン、造園家にアンドレ・ル・ノートルを起用し、バロック様式の豪華絢爛な城を造りました。
王侯貴族を招き豪華な祝宴を催しましたが、王の逆鱗に触れ、祝宴からわずか19日後に国家財産横領の罪で牢獄に入れられ、二度とこの城に戻ることはありませんでした。
その後、ルイ14世はこの華麗なる城の建築を担った技師たちを召集し、史上最大の豪華絢爛な宮殿を建てるよう命じたことは、よく知られたところです。
ヴォー・ル・ヴィコント城では、季節ごとにさまざまなイベントが開催されています。
その中でもおすすめなのが「クリスマスイルミネーション」!
城全体が豪華なクリスマスデコレーションで飾り付けされ、幻想的な世界へと導いてくれます♡
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フォンテーヌブロー宮殿(Château de Fontainebleau)
パリの南東約65㎞に位置するフォンテーヌブローの森は、かつて歴代国王の狩猟地でした。
イル・ド・フランス指折りの美しい森で、広大な森にはルネサンスの傑作といわれるフォンテーヌブロー宮殿が佇みます。
カペー王朝からナポレオン3世の時代まで歴代の国王と皇帝に愛された宮殿で、何度も増改築が繰り返されたためさまざまな建築様式が混在しています。
12世紀のカペー王朝では、フォンテーヌブロー宮殿はまだ小さな狩猟館でした。
16世紀にイタリア遠征でルネサンス芸術に魅了されたフランソワ1世は、レオナルド・ダ・ヴィンチなどの芸術家を招き、この古い狩猟館を華麗な宮殿に変え、フランスのルネサンス文化を開花させました。
「フランスソワ1世の回廊」や「舞踏会の広間」はルネサンスの香りの漂う空間で、フォンテーヌブロー宮殿の見どころの1つとなっています。
フォンテーヌブロー宮殿と庭園は、1981年に世界遺産に登録されています。
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バルビゾン(Barbizon)
フォンテーヌブロー宮殿から10㎞程離れた森の反対側には、ジャン・フランソワ・ミレーやカミーユ・コローに愛されたバルビゾンがあります。
19世紀にのどかな田園風景と美しい森に魅せられて、カミーユ・コローをはじめ、ジャン・フランソワ・ミレー、テオドール・ルソー、コンスタン・トロワイロン、シャルル・フランソワ・ドービニーなど多くの画家たちがこの村に移り住みました。
彼らは「バルビゾン派」と呼ばれ、それまでアトリエで制作するのが普通だった時代、ありのままの自然を写実的に描こうとイーゼルをもって戸外で制作活動をしました。
戸外制作とその手法は、印象派の画家たちに大きな影響を与えました。
バルビゾン派の画家たちのたまり場であったガンヌ旅館は、現在バルビゾン派美術館になっています。
また近くには、《落穂拾い》、《種をまく人》、《晩鐘》などの名作を残したジャン・フランソワ・ミレーのアトリエ兼住居であった「ジャン・フランソワ・ミレー記念館」もあり、ミレーの暮しぶりを垣間見ることができます。
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フランス旅行に必須の通信手段
フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!
フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。
通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルとeSIMの購入です。
どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。
設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。
また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。
グローバルWiFiのWi-Fiルーター
フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。
フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。
またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国で完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。
Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!
フランス向けeSIM
eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です!
eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。
オンラインでモバイルプランを契約して即日開通!
面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人や初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。
データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。
eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです!
SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly(オラフライ)とWorld eSIM(ワールドイーシム)の2社。
それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。
特徴 | ・データ通信が使い放題 ・24時間サポートが受けられる | ・日本の上場企業が提供するeSIM ・テザリング*が可能 |
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まとめ
フランスの魅力はパリだけにあらず!
少し足を延ばせば、パリとはまた違った美しいフランスに出会えます。
鉄道を上手に使って、ぜひイル・ド・フランス観光をお楽しみください。