モンブラン山麓にあるシャモニー・モンブランは、アルプスの峰々を望む山岳リゾート地。
夏は登山、冬はスキーが楽しめるほか、エギュイユ・デュ・ミディや大氷河を気軽に訪れることができます！
この記事では、美しいアルプスの街シャモニーの見どころを詳しくご紹介していきます。
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シャモニー・モンブラン（Chamonix-Mont-Blanc）とは
フランス東部に位置するシャモニー・モンブラン（通称シャモニー）は、ヨーロッパアルプスの最高峰モンブラン（Mont-Blanc）の北側にある山間のリゾート地です。
スキーや登山のリゾート地として、フランス国内はもとより世界各国から観光客が訪れます。
標高3842mのエギュイユ・デュ・ミディやフランス最大の氷河メール・ド・グラスは特に人気が高く、シャモニーからロープウェイや登山列車などを利用して、簡単にアクセスすることができます。
色とりどりの花々で飾られたシャモニーの街は、アルプスの雪解け水が流れ込む白濁したアルヴ川が流れ、可愛らしい家屋が建ち並び、まさに山岳リゾート！といった雰囲気を醸し出しています。
また標高4810mのモンブランをはじめ、グランド・ジョラス（Grandes Jorasses）やレ・ドリュ（Les Drus）など標高3000〜4000m級の峰が街から望めるのも魅力のひとつです。
1786年、シャモニー出身のジャック・バルマ（水晶採り）とミシェル・ガブリエル・パカール（医師）がモンブランの初登頂に成功したことにより、山間部に位置する小さな街は突如注目を集めるようになりました。
「呪われたモンブランで夜を明かせば、生きては帰れない」という迷信を払拭し、以来モンブランはアルピニストの聖地となり、シャモニーは登山発祥の地として知られるようになりました。
また1924年にはシャモニーで初の冬季オリンピックが開催され、世界有数のスキーリゾートとして発展していきました。
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シャモニー・モンブランの基本情報
住所：74400 Chamonix-Mont-Blanc 地図
ポチップ
シャモニー・モンブランの行き方
シャモニー・モンブランは、TGV（フランス国鉄SNCFの高速列車）とTER（フランス国鉄SNCFの快速列車）またはバスを乗り継いで行くか、車でアクセスすることができます。
また隣国スイスからのアクセスも便利です。
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パリからTGV＋TERで行く場合
パリ・リヨン駅（Gare de Lyon）からTGVでベルガルド・シュル・ヴァルセリーヌ（Bellegarde-sur-Valserine）駅まで約2時間40分
ベルガルド・シュル・ヴァルセリーヌ駅からシャモニー・モンブラン（Chamonix-Mont-Blanc）駅まで約2時間35分
スイス・ジュネーヴから直行バス（Swiss ToursまたはFlixBus）で行く場合
ジュネーヴ空港からシャモニーまで所要時間約1時間40分
パリから車（レンタカー）で行く
所要時間約6時間10分
※有料区間を含む
フランスでレンタカーを利用するには、事前に国際免許証の取得が必要です。
日本出発前に準備しておきましょう！
レンタカーはフランスの窓口で直接レンタルするよりも、事前に日本で予約したほうが保険も組み込まれたお得なプランがあります。
シャモニー・モンブランの見どころ
シャモニーの見どころは、山岳地帯ならではのダイナミックな景観と美しい街並みです。
街は彩り豊かな花で飾られ、清らかなアルヴ川が流れています。
街散策だけでも楽しめますが、お天気の良い日には、エギュイユ・デュ・ミディやメール・ド・グラスへもぜひ足を運んでみてください。
おすすめシャモニーモンブラン タンデムパラグライダー体験（ジュネーブ発）
エギュイユ・デュ・ミディ（Aiguille du Midi）
エギュイユ・デュ・ミディは、3つの峰を持つ標高3842mの山です。
ロープウェイに乗って、エギュイユ・デュ・ミディ展望台（標高3777m）まで20分で行くことができます。
シャモニーとエギュイユ・デュ・ミディの間には、中間駅のプラン・ドゥ・レギュイユ（Plan de l’Aiguille）があります。
プラン・ドゥ・レギュイユ展望台は標高2317m。
エギュイユ・デュ・ミディまで行く方は、ここでロープウェイを乗り換えます。
さらに空中散歩を楽しむと、天空にそびえるエギュイユ・デュ・ミディ展望台に到着します。
エギュイユ・デュ・ミディ展望台からは、ヨーロッパ最高峰のモンブランをはじめ、グランド・ジョラス（Grandes Jorasses）やレ・ドリュ（Les Drus）など標高3000〜4000m級の峰が望め、アルプスの壮大なパノラマビューが楽しめます。
5面を強化ガラスで囲まれた展望スペース「Pas dans le Vide®」は、エギュイユ・デュ・ミディの人気スポットで、大氷河をバックに記念撮影ができます。
足元は1000m以上の真空状態でスリル満点！
高所恐怖症でなくても思わず足がすくみます。
エギュイユ・デュ・ミディ展望台は、年中無休のお土産ショップ、カフェテリア、レストランも併設しています。
お土産ショップにはエギュイユ・デュ・ミディ限定商品もあり、お土産探しに最適です。
カフェテリア「メゾン・デ・ドリュ（Maison des Drus）」とレストラン「ル・3842（Le 3842）」では、サヴォワ地方の郷土料理が楽しめます。
ロープウェイ出発駅とエギーユ・デュ・ミディ山頂の2店舗
【営業時間】8:00-18:00
【営業時間】12:00-14:00
【営業時間】12:00-14:00
営業時間
〈2024年9月16日〜9月29日〉8:10-17:00（最終便上り16:30／最終便下り17:00）
〈2024年9月30日〜11月3日〉8:10-16:30（最終便上り16:00／最終便下り16:30）
※2024年11月4日〜12月20日までは、工事およびメンテナンスのため休館
〈2024年12月21日〜2025年3月30日〉8:10-16:30（最終便上り16:00／最終便下り16:30）
〈2025年3月31日〜2025年5月28日〉8:10-17:00（最終便上り16:30／最終便下り17:00）
〈2025年5月29日〜2025年5月31日〉8:10-17:30（最終便上り17:00／最終便下り17:30）
〈2025年の3月から5月までの週末・祝日〉8:45〜期間に応じて上記を参照
乗客数に応じて15分または30分間隔に運行
料金
※エギュイユ・デュ・ミディは、別途日時指定の入場予約（無料）が必要となります。
| エギュイユ・デュ・ミディ | 往復 | 片道 |
| 大人（15〜64歳まで） | 78€ | 57€ |
| 子供（5〜14歳）/65歳以上 | 66.30€ | 46.80€ |
| ファミリーパス | 241.80€ | – |
| プラン・ドゥ・レギュイユ | 往復 | 片道 |
| 大人（15〜64歳まで） | 39.50€ | 21.50€ |
| 子供（5〜14歳）/65歳以上 | 33.60€ | 18.30€ |
| ファミリーパス | 122.50€ | – |
ファミリーパス：大人2名＋子供（5〜14歳）2名、同家族3人目以降の子供無料
5歳未満無料
モンブラン・マルチパス利用可
【注意】
防寒着、サングラス、日焼け止めクリームをご持参ください。
3歳未満のお子様のご参加はご遠慮ください。
おすすめジュネーブ発、ケーブルカーと登山列車でシャモニーへのガイド付き日帰り旅行
ポワント・エルブロンネ（Pointe Helbronner）
イタリアとの国境にあるポワント・エルブロンネは、モンブランをイタリア側から一望できる展望台です。
標高3462mのエルブロンネ展望台は、エギュイユ・デュ・ミディから3連ロープウェイ（Panoramic Mont-Blanc）で行くことができます。
所要時間は約25分。※モンブラン・マルチパスは適用されませんのでご注意ください。
ポワント・エルブロンネからは、さらに別のロープウェイ（SKYWAY Monte Bianco）でイタリアの山岳リゾート地クールマイヨール（Courmayeur）へ行くこともできます。
お時間に余裕がある方は、ぜひ足を延ばしてみてくださいね！
営業時間
【Panoramic Mont-Blanc】継続的に運行
〈2024年9月2日〜9月8日〉9:00-15:30
〈2024年9月9日〜9月29日〉9:00-14:30
【SKYWAY Monte Bianco】15分間隔に運行
〈2024年9月8日〜2024年10月31日〉8:30-15:30（最終便上り15:00／最終便下り15:30）
〈2024年11月1日〜2024年11月3日〉8:30-16:30（最終便上り16:00／最終便下り16:30）
料金
※クールマイヨール行きのスカイウェイは、別途日時指定の入場予約（無料）が必要となります。
| Panoramic Mont-Blanc | 往復 | 片道 |
| 大人（15〜64歳まで） | 117.50€ | 95€ |
| 子供（5〜14歳）/65歳以上 | 99.90€ | 81€ |
| ファミリーパス | 364.30€ | – |
ファミリーパス：大人2名＋子供（5〜14歳）2名、同家族3人目以降の子供無料
5歳未満無料
モンブラン・マルチパス利用不可
| SKYWAY Monte Bianco | 往復 | 片道 |
| 大人 | 56€ | 43€ |
| 子供（8〜17歳） | 40€ | 31€ |
7歳未満無料
モンブラン・マルチパス利用可
ル・ブレヴァン（Le Brévent）
標高2525mの位置にあるル・ブレヴァン展望台は、エギュイユ・デュ・ミディ展望台とは谷を挟んだ反対側にあり、モンブランやエギュイユ・デュ・ミディ、エギュイユ･デュ･プラン（標高3673m）、ボソン氷河（Glacier des Bossons）などが望めます。
中間駅のプランプラ（Planpraz）展望台は、標高2000mのところにあり、ル・ブレヴァン展望台へ行く方は、ここで乗り換えます。
営業時間
〈2024年12月14日〜2025年2月7日〉8:30-16:45
（ル・ブレヴァン最終便下り16:30／プランプラ最終便下り16:45）
〈2025年2月8日〜2025年4月13日〉8:30-17:15
（ル・ブレヴァン最終便下り16:45／プランプラ最終便下り17:15）
〈2025年4月14日〜2025年4月20日〉8:30-16:30
（プランプラ最終便下り16:30）
15分間隔に運行
料金
| ル・ブレヴァン | 往復 | 片道 |
| 大人（15〜64歳まで） | 39.50€ | 29€ |
| 子供（5〜14歳）/65歳以上 | 33.60€ | 24.70€ |
| ファミリーパス | 122.50€ | – |
| プランプラ | 往復 | 片道 |
| 大人（15〜64歳まで） | 23€ | 18€ |
| 子供（5〜14歳）/65歳以上 | 19.60€ | 15.30€ |
| ファミリーパス | 71.40€ | – |
ファミリーパス：大人2名＋子供（5〜14歳）2名、同家族3人目以降の子供無料
5歳未満無料
モンブラン・マルチパス利用可
メール・ド・グラス（Mer de Glace）
メール・ド・グラスはフランス最大の氷河で、エギュイユ・デュ・ミディと並んで人気の観光スポットです。
メール・ド・グラスへは、シャモニーからモンタンヴェール登山鉄道で行くことができます。
シャモニー・モンブラン駅から赤色2両編成の登山列車に乗り、標高1913ｍのモンタンヴェール駅まで約20分。
かつてはモンタンヴェール駅を降りると、長さ7km、面積40㎢の巨大氷河を見ることができました。
けれども現在は、地球温暖化による影響で氷河が後退し、目の前に広がるのは氷河によって削られた灰色の山肌だけです。
観光の目玉である氷の洞窟（Grotte de glace）へ行くには、モンタンヴェール駅からロープウェイで渓谷を下り、さらに500段もの階段を降りる必要があります。
氷の洞窟は氷河の厚い氷壁を削って作られた人工的な洞窟で、幻想的な氷の世界が広がっています。
ところで氷の洞窟の入り口周辺には、かつて掘られた氷穴がいくつも残っています。
これは氷河の後退により、氷の洞窟が毎年新たに掘りなおされているためです。
モンタンヴェール駅から氷の洞窟までは、年々距離が延び、階段数が増やされています。
この雄大な景観が失われないことを祈るばかりです。
モンタンヴェール展望台には、氷河博物館の「グラシオリウム（Glaciorium）」があります。
ここでは氷河についてのさまざまな質問や疑問に答えてくれます。
夏の期間中（6月初旬〜9月下旬）毎日開館。
また併設のレストラン「ル・パノラマミック・メール・ド・グラス（Le Panoramique Mer de Glace）」では、サヴォワ地方の郷土料理が楽しめます。
営業時間
〈2024年9月16日〜9月29日〉8:30-17:30
8:30から13:00までは1時間間隔、13:30以降は30分間隔に運行
〈2024年9月30日〜11月3日〉8:30-17:30 ※氷の洞窟は閉鎖
8:30から13:00までは1時間間隔、13:30以降は30分間隔に運行
〈2024年11月30日〜2025年3月14日〉10:00-16:30
〈2024年3月15日〜2025年5月4日〉10:00-17:00
乗客数に応じて1時間または30分間隔に運行
料金
| 登山列車＋ロープウェイ＋氷の洞窟 | 往復の登山列車のみ |
| 大人39.50€ | 大人31€ |
| 子供（5〜14歳）/65歳以上 33.60€ | 子供（5〜14歳）/65歳以上 26.40€ |
| ファミリーパス 122.50€ | ファミリーパス 96.20€ |
ファミリーパス：大人2名＋子供（5〜14歳）2名、同家族3人目以降の子供無料
5歳未満無料
モンブラン・マルチパス利用可
ソシュール広場（Place Saussure）
ソシュール場には、シャモニーの歴史を象徴する2つの彫像があります。
1つはモンブラン山頂を指差すバルマとモンブラン初登頂のスポンサーであったソシュールの2人の像、そしてもう1つはバルマと一緒に初登頂を成し遂げたパカールの像です。
「アルプス登山の父」と称されるスイス人自然科学者のオラス・ベネディクト・ド・ソシュールは、1760年にモンブランの登頂ルートを発見した者に賞金を出すことを発表しました。
「魔の山」として恐れられてきたモンブランに挑んだのが、シャモニー出身で水晶採りのジャック・バルマ（Jacques Balmat）と医師のミシェル・ガブリエル・パカール（Michel Gabriel Paccard）でした。
1786年8月7日、2人はシャモニーを出発し、8月8日にモンブランの山頂に辿り着きました。
このモンブラン初登頂はヨーロッパ中で話題となり、注目を集めることになりましたが、パカールの功績は、同じ登山家（作家・画家・彫刻家）のマルク・デオドール・ブーリー(Marc Théodore Bourrit）の策謀によって抹殺されてしまいます。
ブーリーは過去にパカールと共に何度かモンブラン登頂を試み、失敗に終わっています。
そのためパカールの成功に嫉妬したブーリーは、1786年9月18日付の「Le Journal polytype des des 1786」誌に、あたかもバルマだけがモンブランの登頂に成功したかのように紹介し、さらにはパカールがバルマに対して報酬の支払いを怠っているという事実を歪めた記事を掲載しました。
パカールはJournal de Lausanne（ローザンヌ ジャーナル）にバルマへの支払い証明書を掲載し、潔白を証明しています。
もともとバルマは、パカールに雇われた山の案内人でした。
ソシュールが提示していた賞金を受け取る権利は有しており、登頂後にはその賞金を手にしています。
一方、温厚な性格の持ち主であったパカールは、賞金や名誉には興味がなく、ただモンブランに魅せられ、山に対して強い情熱を持った男でした。
当初出版が予定されていたパカールの報告書は、出版業に従事していたブーリーのいとこによって妨げられました。
さらにバルマも賞金を手にした後、初登頂でより大きな役割を果たしたのは自分であると主張し始めました。
1833年には小説家アレクサンドル・デュマがバルマを取材し、彼の話を鵜呑みして、バルマを「シャモニーのクリストファー・コロンブス」と名付け、過剰に脚色した小説を書きました。
こうしてパカールの栄誉は人々から忘れ去られ、バルマとソシュールの彫像が街の中心に置かれました。
しかし初登頂から200年が経ち、ソシュールの子孫で「近代言語学の父」と呼ばれる言語学者フェルディナン・ド・ソシュール（Ferdinand de Saussure）により、パカールの登頂事実1が証明され、初登頂から200周年にあたる1986年にバルマとソシュールの銅像の少し離れたところにパカールの座像が建てられました。
- 偶然にもパカールとバルマの登頂を麓から望遠鏡で一部始終見ていたドイツの著名な学者フォン･ゲンスドルフ男爵による記録が発見されました。 ↩︎
サン・ミシェル教会（Église Saint-Michel）
市庁舎前に立つサン・ミシェル教会は、1119年にベネディクト派の修道士たちによって建てられたシャモニー最古のカトリック教会です。
1583年と1758年火災に遭い、調度品の大部分が焼失しました。
当時の面影を残しているのは球根状の鐘楼のみで、再建によりバロック様式と第二帝政様式が入り混じっています。
サン・ミシェル教会は、1979年に歴史的建造物に指定されています。
山岳博物館（Musée Alpin）
1926年に開館した山岳博物館は、1786年のモンブラン初登頂以降の登山やスキーの歴史にまつわる資料や写真を展示しており、山好きな方におすすめの博物館です。
現在は改装工事のため休館中。
カジノ・ル・ロワイヤル（Casino Le Royal）
シャモニーはリゾート地とあって山岳スポーツだけでなく、カジノも楽しめます。
ソシュール広場には450m²の広さを持つカジノ・ル・ロワイヤルがあります。
スロットやポーカーマシン、テーブルゲームなどがあり、誰でも気軽に遊べます。
特にドレスコードはありませんが、せっかくなら少しお洒落をして出かけましょう。
身分証明証が必要となりますので、パスポートを忘れずに！
ガイヤン湖（Lac des Gaillands）
せっかくシャモニーまで来たのなら、地元の人たちから「モンブランの鏡」と呼ばれ親しまれているガイヤン湖まで足を延ばしてみてください！
市内中心部からは2km程離れていますが、TERで簡単に行くことができます。
モンブランの撮影スポットとして人気の場所で、運が良ければ、水面に映る逆さモンブランを見ることができます。
シャモニー・モンブラン観光の服装
シャモニー・モンブランは標高が高いため、夏でも服装に注意が必要です。
日差しが出ると暑く感じますが、日陰は涼しく、風があると肌寒く感じることもあります。
そのため薄い羽織ものは、夏でも忘れずに用意しておきましょう。
またロープウェイに乗って観光名所のエギュイユ・デュ・ミディへ行く場合、20分程度で標高3842mの極寒の地へ移動してしまうため、夏でも防寒具は必須です。
サングラスや日焼け止めクリームもお忘れなく！
モンブラン・マルチパス（Mont-blanc Multipass）
モンブラン・マルチパスは、モンブラン周辺のロープウェイや登山鉄道が自由に乗り降りできる便利なパスです。
シャモニーを起点にモンブラン周辺のトレッキングや氷河見物を楽しみたい方にとてもおすすめ！
エギュイユ・デュ・ミディやメール・ド・グラスなど主要観光スポットを複数巡る予定であれば、個別にチケットを購入するよりも安くなります。
料金
1日券から最大で21日間連続した日に利用できるパスと、利用したい日に自由に使える2種類のパスから選ぶことができます。
※エギュイユ・デュ・ミディとスカイウェイは、別途日時指定の入場予約（無料）が必要となります。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
| 期間 (連続した日) | 大人 （15-64歳） | 割引 （5-14歳/65-79歳） | 家族割引 大人2人＋子供2人 |
| 1日券 | 90.00€ | 76.50€ | 279€ |
| 2日券 | 105€ | 89.30€ | 325.60€ |
| 3日券 | 120€ | 102€ | 372€ |
| 4日券 | 135€ | 114.80€ | 418.60€ |
| 5日券 | 150€ | 127.50€ | 465€ |
| 6日券 | 165€ | 140.30€ | 511.50€ |
| 7日券 | 180€ | 153€ | 558€ |
| 期間 (利用したい日) | 大人 （15-64歳） | 割引 （5-14歳/65-79歳） | 家族割引 大人2人＋子供2人 |
| 2日券 | 120€ | 102€ | 372€ |
| 3日券 | 135€ | 114.80€ | 418.60€ |
利用可能な施設（乗り物）
- エギュイユ・デュ・ミディ（ポワント・エルブロンネ展望台行きのパノラミック・モンブラン（3連ロープウェイ）を除く）
- メール・ド・グラス（モンタンヴェール登山列車＋ロープウェイ＋氷の洞窟を含む）
- モンブラン・トラムウェイ
- スカイウェイ (イタリア)
- シャモニー・モンブラン・スキー場：
ブレヴァン・フレジェール（Brévent-Flégère）
グラン・モンテ（Grands Montets）（今夏閉鎖）
バルム（Balme）／ル・トゥール（Le Tour）／ヴァロルシーヌ（Vallorcine） - ボッソン（Bossons）のチェアリフト
- ムジェーヴ（Megève）／ロシュブリュヌ（Rochebrune）／モン・ダルボワ（Mont d’Arbois）
フランス旅行に必須の通信手段
フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです！
フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。
通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルとeSIMの購入です。
どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。
設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。
また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。
グローバルWiFiのWi-Fiルーター
フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。
フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。
またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国で完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。
Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します！
ポチップ
フランス向けeSIM
eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です！
eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。
オンラインでモバイルプランを契約して即日開通！
面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人や初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。
データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。
eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです！
SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly（オラフライ）とWorld eSIM（ワールドイーシム）の2社。
それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。
 |  | |
| 特徴 | ・データ通信が使い放題 ・24時間サポートが受けられる | ・日本の上場企業が提供するeSIM ・テザリング*が可能 |
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まとめ
シャモニー・モンブランでは、ロープウェイを乗り継いで富士山より高いエギュイユ・デュ・ミディに行ったり、登山鉄道でフランス最大の氷河メール・ド・グラスを間近で見学したりと、壮大なアルプスを気軽に訪れることができます。
さらにエギュイユ・デュ・ミディからは、ロープウェイで国境を渡りイタリアへ行くこともできます。
雄大な山塊を眺めながらの空中散歩はとても素晴らしく、他ではなかなか体験できないことですので、ぜひこの機会に訪れてみてください！
