パリ国立オペラ(Opéra national de Paris)が擁するオペラハウス(歌劇場)は、パリに2つあります。
1つはパリの中心にあるオペラ・ガルニエ(オペラ座)で、ナポレオン3世時代に建てられた歴史的建造物。
そしてもう1つは、1989年に建てられたバスティーユ広場にあるオペラ・バスティーユ(新オペラ座)で、最新技術を導入した近代的な建物です。
せっかくパリに来たのなら、世界三大劇場の1つに数えられるオペラ・ガルニエでオペラやバレエを鑑賞してみませんか?
きっと素敵な思い出になるはずです♡
この記事では、パリ在住のSakuraがオペラ座での観劇に役立つ情報をご紹介します。
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パリのオペラ座で観劇
オペラやバレエファンのみならず、多くの人々が憧れるパリのオペラ座(オペラ・ガルニエ)での観劇。
一方で、「堅苦しくて、内容が難しそう」とイメージもあり、敷居が高いと感じて尻込みしてしまい、行ったことがないという人も多いはず。
でもオペラもバレエもみなさんの想像に反して気軽に楽しめるものなのです!
もともと王侯貴族の間で流行した観劇は、上流階級の社交の場で、社交界の名士たちは劇場にボックス席をもち、互いに情報交換をしていました。
今では一般の人々も気軽に楽しめる劇場となり、天井座敷は安価で観ることができます。
オペラ・ガルニエの座種
チケットを購入する前に、座種について知っておきましょう。
こちらはオペラ・ガルニエの座席図です。
オペラ・ガルニエの場合、7つのカテゴリーに分かれています。
価格は一番安い席で10ユーロ、高い席だと140〜220ユーロと演目によって異なります。
舞台に近い席は、出演者の表情がよく見え、その迫力を感じます。
上階の席は舞台全体を把握できるという利点がありますが、1番安価な席は舞台が見えづらいという難点もあります。
チケット購入方法
チケットの購入方法は、以下の2通りです。
人気のある公演はすぐに売り切れてしまうので、事前にオンライン予約をしておくと安心です。
公演当日でも空席があれば、公演の1時間前まで購入ができます。
予約の際は、演目名・公演日時・希望枚数・希望席の等級をお選びください。
*オペラ・ガルニエ公式サイトでオンライン予約(英語・フランス語)
*現地で購入
オペラ・ガルニエの基本情報
住所 | Place de l’Opéra, 75009 Paris 地図 |
公式HP | https://www.operadeparis.fr/visites/palais-garnier |
服装の選び方
オペラやバレエを鑑賞する上で気になるのは、服装です。
通常、特別な講演を除けば、ドレスコードはありません。
実際、オペラ・ガルニエでは普段着の方を多く目にします。
ただせっかくの観劇ですから、少しお洒落をして行きたいですよね。
男性はジャケット、女性はワンピースなど、フォーマルとまではいかなくても綺麗目な格好で行くと気持ちも高まります。
また「プルミエ」と呼ばれる初日公演は、通常よりも格式が高い公演となるので、ワンランク上のお洒落を楽しみましょう。
観劇のマナー
公演開始時間の45分前に会場入りしましょう。
冬場でコートを着用しているときなどは、クロークに預けましょう。
観劇の楽しみ方
プログラムを手に入れる
オペラ座に到着したら、プログラムを手に入れましょう!
観劇の前にプログラムに目を通しておくと、より一層作品を楽しめます。
オペラやバレエ初心者の方は、見どころや聴きどころを動画共有サービスなどで事前に予習しておくと、本番に見逃すことはありません。
オペラグラス
舞台から離れた席の場合、出演者の顔や表情がはっきりと見えないため、オペラグラスがあると便利です。
ただオペラグラスで見ると舞台全体が見えなくなってしまうため、要所要所でかけるのが望ましいです。
幕間の休憩時間にフォワイエで優雅なひとときを
オペラやバレエの公演には休憩時間があります。
休憩に入ると観客は一斉に席を立ち、フォワイエでシャンパンや軽食を楽しみます。
フォワイエはかつて紳士淑女の集う社交の場でしたが、今でもこうした観劇の習慣が残っており、観客は幕間の休憩時間にフォワイエで歓談し、気分転換をします。
客席にとどまらず、ぜひフォワイエに足を運んでみてくださいね!
フランス旅行に必須の通信手段
フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!
フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。
通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルとeSIMの購入です。
どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能です。
設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。
また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。
グローバルWiFiのWi-Fiルーター
フランス専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。
フランス専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。
またフランスを含む複数国へご渡航をお考えの方には、イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国で完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。
Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します!
フランス向けeSIM
eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です!
eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。
オンラインでモバイルプランを契約して即日開通!
面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人や初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。
データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。
eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、フランスに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです!
SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly(オラフライ)とWorld eSIM(ワールドイーシム)の2社。
それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。
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まとめ
敷居が高く感じられるオペラやバレエ鑑賞も、実は意外と気軽に楽しめるものです。
せっかくパリに来たのなら、世界三大劇場の1つに数えられるオペラ・ガルニエで観劇を楽しみ、優雅なひとときを過ごしてみませんか?