名だたるブドウ畑の中心にあるボーヌは、ワイン愛好家にとって憧れの地。
ブルゴーニュ公家がディジョンに居を移す以前に住んでいた街で、城壁に囲まれた旧市街には、この街を有名にしたオテル・デューがあります。
今回は、中世の面影が残るボーヌを詳しくご紹介していきます。
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ボーヌ(Beaune)とは
ボーヌはパリから南東に約300㎞。
ブルゴーニュ公国の首都であったディジョンから南へと続く「コート・ドール(黄金の丘陵)」と呼ばれるブドウ畑の中心部にある街です。
この一帯はロマネ・コンティやポマール、コルトン・シャルルマーニュなど、名だたるブドウ畑が広がるワインの名産地で、ワイン愛好家にとっての憧れの地。
毎年11月の第3日曜日に開かれるワインのチャリティー・オークションは国際的に名高く、世界各国のバイヤーが一堂に会します。
また旧市街にはマルシェ・オ・ヴァン(ワイン市場)もあり、試飲やワインの購入ができます。
ボーヌの最大の見どころは、15世紀に建てられたオテル・デュー(オスピス・ド・ボーヌ)。
60ヘクタールのブドウ畑を所有し、その収益は病院の設備や維持に使われ、病人たちを無償で看護しました。
ボーヌは小さな街なので、半日もあれば十分に満喫できます。
ボーヌを拠点として、周辺のワイナリー巡りをするのもおすすめです。
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ボーヌの基本情報
住所:21200 Beaune 地図
ボーヌの行き方
ボーヌは、TGV(フランス国鉄SNCFの高速列車)とTER(フランス国鉄SNCFの快速列車)を乗り継いで行くか、車でアクセスすることができます。
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パリからTGV+TERで行く場合
パリ・リヨン駅(Gare de Lyon)からTGVでディジョン(Dijon)駅まで約1時間35分
ディジョン駅からTERでボーヌ(Beaune)駅まで約20分
パリから車(レンタカー)で行く場合
所要時間約3時間40分
※有料区間を含む
フランスでレンタカーを利用するには、事前に国際免許証の取得が必要です。
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ボーヌの見どころ
ボーヌの見どころは、旧市街に集中しています。
城壁に囲まれた旧市街は小さいため、半日もあれば十分観光することができます。
オテル・デュー・ド・ボーヌ(Hôtel Dieu de Beaune)
ボーヌの観光名所といえば、オテル・デュー(オスピス・ド・ボーヌ)が筆頭に挙げられます。
オテル・デュー(オスピス・ド・ボーヌ)は、1443年にブルゴーニュ公の宰相ニコラ・ロランとその妻ギゴーヌ・ド・サランによって建てられました。
百年戦争(1337〜1453年)により、ボーヌでは人口の4分の3を貧困と飢饉が占めていました。
建築家で芸術の庇護者であったニコラ・ロランは、放浪する人々や身寄りのない病人を無償で受け入れるため、ボーヌに慈善施療院を設立。
施療院運営のためブドウ畑・農園・森林を寄進し、ブドウ畑で作られたワインは、競売にかけて施療院の維持に充てられました。
ブルゴーニュ・ゴシック様式の建物で、美しいモザイク模様の屋根が特徴的です。
1971年まで運営されていましたが、病院は別の場所に移転し、現在は博物館として一般公開されています。
礼拝堂のために描かれたロジェ・ファン・デル・ウェイデン作の多翼祭壇画《最後の審判》は、フランドル絵画の最高傑作と言われています。
現在、礼拝堂にはレプリカが飾られており、オリジナルは別の部屋に展示されています。
同展示室に飾られている14世紀の美しいタペストリー《聖エロワの伝説》も必見です!
イサーク・モワイヨンによって装飾された聖ユーグの間をはじめ、中世の台所、調剤室、薬剤室、医療器具のコレクションなども見どころです。
オテル・デューは、1862年に歴史的建造物に指定されています。
ノートルダム教会(Basilique collégiale Notre-Dame de Beaune)
ボーヌのノートルダム教会は、ブルゴーニュの後期ロマネスク様式を代表する建築物です。
聖母マリアの生涯を描いた16世紀のタペストリー《聖母のタペストリー》が有名で、1852年にオテル・デュー・ド・ボーヌのシスターたちによって修復されました。
ワイン博物館(Musée du Vin – Hôtel des Ducs de Bourgogne)
旧市街のほぼ中心に位置するワイン博物館は、ブルゴーニュ大公のかつての居城で、15〜16世紀にかけて建造されました。
中世の趣を感じさせる佇まいで、ユネスコの世界遺産にも登録されています。
ワイン博物館では、ブドウ栽培やワイン作りの歴史、ブルゴーニュ・ワインの特長、銘柄、産地などが紹介されています。
またかつて使われていた形状の異なるワインボトルや中世に使われていたブドウ圧搾機、ラベルのコレクションなどもあり、とても興味深い展示になっています。
マルシェ・オ・ヴァン(Marche aux Vins)
ワイン愛好家にとって見逃せないのが、マルシェ・オ・ヴァン。
ブルゴーニュ・ワインを集めた試飲即売所で、カーヴの見学と3〜7種類のブルゴーニュ・ワインを試飲することができます。
気に入ったワインがあれば、購入することもできます!
フランス旅行に必須の通信手段
フランス旅行にスマートフォンは必須アイテムです!
フランスでスマートフォンを使うには、渡航前にフランスで使えるよう通信手段を準備する必要があります。
通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルとeSIMの購入です。
どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能。
設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。
また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。
グローバルWiFiのWi-Fiルーター
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Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
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フランス向けeSIM
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eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。
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まとめ
コート・ドールと呼ばれる丘陵地帯にあるボーヌは、ブルゴーニュ・ワインの聖地で、ワイン好きにとって一度は行ってみたい街です。
街のいたるところでワインの試飲や販売がされており、ボーヌを拠点にワイナリーを巡るのもおすすめです!