地中海に浮かぶ小さな島国マルタ共和国は、ヨーロッパのリゾート地として人気が高く、美味しいグルメ、美しい海、世界遺産と魅力に溢れています。
首都ヴァレッタは街全体が世界遺産の城塞都市で、歴史的にも興味深い国。
この記事では、ヴァレッタの観光に役立つ情報をご紹介します。
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ヴァレッタ（Valletta）の基本情報
シチリア島の南に位置するマルタ共和国は、地中海に浮かぶ島々で構成された国です。
そのうち3つの島（マルタ島、ゴゾ島、コミノ島）には人が住んでいますが、残りは無人島です。
マルタの首都ヴァレッタは、街全体が世界遺産の城塞都市で、「マルタ・ストーン」と呼ばれる蜂蜜色の石灰岩の建物が並び、中世の街並みをとどめる美しい街です。
ヴァレッタの街は、1565年に起きたグレートシージ（大包囲戦）*の経験から再攻撃に備え、より堅固な城塞都市を築くことになります。
グレートシージ（大包囲戦）*とは、1565年にオスマン帝国軍が大軍を率いてマルタを総攻撃した包囲戦のこと。
圧倒的不利な兵力だったマルタ騎士団（聖ヨハネ騎士団）は、聖エルモ砦を完全に包囲され、絶体絶命の危機に陥りましたが、当時の騎士団長ジャン・パリゾ・ド・ラ・ヴァレットの指揮のもと、激戦の末に島を守り抜きました。
城塞都市建設に当たっては、ヨーロッパのキリスト教国から莫大な寄付が集まり、騎士団長によって押し進められました。
その功績が称えられ、騎士団長の名にちなみ、街はヴァレッタと命名されました。
マルタ騎士団は11世紀に教皇パスカリス２世により設立されました。
正式名称は「エルサレム、ロードス及びマルタにおける聖ヨハネ主権軍事病院騎士修道会」で、聖地エルサレムを巡礼する際、怪我や病気になった信徒を受け入れる慈善団体として活動していたため、「ホスピタル騎士団」とも呼ばれています。
中世ヨーロッパの三大騎士修道会のひとつで、テンプル騎士団、ドイツ騎士団とともに三大宗教騎士団とされています。
当初は医療奉仕活動を目的に設立されましたが、巡礼者の保護を目的に軍事化していきました。
1530年に神聖ローマ帝国皇帝カール5世からマルタ島を与えられ、これ以降、聖ヨハネ騎士団は「マルタ騎士団」と呼ばれるようになり、マルタ島は騎士団国家となりました。
1798年にナポレオン率いるフランス軍にマルタ島は占領され、マルタ騎士団は268年間の栄華に幕を閉じました。
現在のマルタ騎士団はローマに本部を置き、その本部ならびに大使館においては治外法権が認められています。
経済的・政治的な目的は持たず、国際慈善団体として医療奉仕をはじめとした奉仕活動を行っています。
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日本からヴァレッタへ行く場合
日本からマルタへの直行便はありません。
日本からヴァレッタへ行く場合、中東またはヨーロッパ主要都市からの乗り継ぎが必要です。
所要時間は18〜22時間で、乗継地によってはそれ以上かかる場合もあります。
パリからヴァレッタへ行く場合
パリのシャルル・ド・ゴール空港からマルタ国際空港まで直行便が出ています。
所要時間約3時間
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マルタ国際空港（Malta International Airport）から市内への行き方
マルタ国際空港から市内への移動方法はいくつかあります。
- バス
- タクシー
- ライドシェアサービス
- 空港送迎サービス
バスで行く場合
マルタ国際空港からヴァレッタ市内へは、バス「Airport Direct 4（TD4）」で行くことができます。
安く移動できるため、交通費を抑えたい方におすすめです。
マルタの公共交通機関は、「Tallinja App」を利用すると便利です。
Tallinja Appは、チケットの購入から乗り換え案内、運行情報・路線図など、マルタの移動に便利な機能を搭載した無料アプリです。
ライドシェアサービスで行く場合
公共交通機関の利用に不安を感じる方におすすめなのが、ライドシェアサービスです。
従来のタクシーに代わる移動手段で、ぼったくりなどの料金トラブルを防ぐことができます。
※但し、料金は時間帯やドライバーの稼働状況により変動しますのでご注意ください。
タクシーで行く場合
荷物・人数が多い場合や早朝・深夜に移動する場合には、タクシーが便利です。
タクシーを利用する場合は、必ず指定されたタクシー乗り場から乗りましょう！
空港送迎サービスを利用する場合
オプショナルツアー会社では、マルタ国際空港からヴァレッタ市内への空港送迎サービスを提供しています。
マルタ旅行初心者の方や言葉に不安のある方は、空港送迎が安心です。
ヴァレッタのベストシーズン
年間を通して穏やかな気候で過ごしやすく、治安の良い国としても知られています。
ベストシーズンは4月から9月。
7月と8月はヨーロッパのヴァカンスシーズンと重なり、航空券やホテル代が高騰します。
観光スポットは事前予約が断然おすすめ！
限られた旅行の時間は有意義に時間を使いたいものです。
チケット購入のために長蛇の列に並ぶのは、時間の無駄です！
特にハイシーズンに旅行される方は、ネットで事前購入しておきましょう。
ヴァレッタの世界遺産
登録名 ヴァレッタ市街
登録年 1980年
分類 文化遺産
ヴァレッタは街全体が世界遺産の城塞都市です。
500年以上経った今も当時の美しい姿をとどめており、マルタ観光の最大の見どころとなっています。
マルタ旅行に必須の通信手段
マルタ旅行にスマートフォンは必須アイテムです！
マルタでスマートフォンを使うには、渡航前にマルタで使えるよう通信手段を準備する必要があります。
通信手段はさまざまな方法がありますが、おすすめはWi-FiルーターのレンタルとeSIMの購入です。
どちらも料金設定が安く、オンラインの申し込みが可能です。
設定や操作も簡単で、現地到着後すぐに利用できます。
また困った際には、日本語で年中無休のカスタマーサポートを利用できるので安心です。
それぞれにメリット・デメリットがあるので、目的に合った通信手段をお選びください。
グローバルWiFiのWi-Fiルーター
マルタ専用のWiFiルーターをレンタルするならグローバルWiFiがおすすめです。
マルタ専用のWiFiルーターを出国前にレンタルし、現地で電源を入れてSSIDのパスワードを入力するだけですぐにインターネットが使えるようになります。
Wi-Fiルーターは、スマートフォンやパソコン、タブレットなど複数の端末で利用できるほか、家族や友人など複数人でも共有することができます。
またマルタを含む複数国へご渡航をお考えの方には、フランス・イタリア・スペイン・ドイツなどのヨーロッパ53ヶ国で完全定額のお得な「ヨーロッパ周遊プラン」もおすすめです。
Wi-Fiルーターはバッテリーの持ちが悪いので、万が一に備えてどこでも充電できるモバイルバッテリーがあると便利です。
モバイルバッテリーは、Wi-Fiルーターだけでなく、スマートフォン、タブレット、デジカメなどさまざまな機器の充電切れ対策にとても重宝します！
ポチップ
マルタ向けeSIM
eSIMは Sakuraイチオシの通信手段です！
eSIMは、スマートフォン本体にあらかじめ埋め込まれたSIMの情報を現地のSIM情報に書き換えることで通話や通信ができるようになります。
オンラインでモバイルプランを契約して即日開通！
面倒な手続きがなく、初めて海外に行く人や初めてeSIMを使う人でも簡単に設定ができます。
データ無制限なので、データ通信量を気にせず安心してインターネットが使えます。
eSIM対応のiPhoneやAndroidスマートフォンをお持ちなら、日本にいる間に契約して、イタリアに着いた瞬間から通信できるeSIMが断然おすすめです！
SakuraがおすすめするeSIMは、Holafly（オラフライ）とWorld eSIM（ワールドイーシム）の2社。
それぞれに特徴があるので、目的に合った通信手段をお選びください。
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| 特徴 | ・データ通信が使い放題 ・24時間サポートが受けられる | ・日本の上場企業が提供するeSIM ・テザリング*が可能 |
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まとめ
地中海に囲まれたマルタは、観光とリゾート気分を両方楽しめる魅力いっぱいの国です。
ヨーロッパ主要都市からのアクセスが良いので、ヨーロッパ周遊をお考えの方はぜひおすすめです！
